ドリルで材料に穴をあける際に、材料に対して垂直な穴を開けるために使用するドリルガイドです。Φ4/5/6/8/10/12mmのドリル径に対応していて、ガイドベースの裏面にV字の溝がついているので、丸棒側面の中心や、材料の角にも穴を開けることが出来ます。
使用方法は、まず付属のセンターポンチで穴を開けたい部分に凹みを付けます。
下記写真のように、凹みとセンターポンチの位置が一致するようガイドベースをセットすると、穴を開けたい位置とガイドベースの中心が合いますので、その状態でガイドベースをしっかり固定します。材料の中心に穴を開ける場合は、ガイドベースの対角にある矢印部分の穴に釘などを挿しておくと、穴を開けるときにストッパーとなってガイドベースがズレなくなります。(写真でも細い釘が対角に2本セットされています。)
その状態でセンターポンチを抜いて、使用するドリルと同径の穴が開いたドリルガイドを挿入し、その穴にドリルを挿しこんで穴を開けます。そうすることで、ドリルガイドでドリルの傾きが矯正されて、材料に真っすぐな穴を開けることが出来ます。
ポイントとしては、穴を開ける際に、セットしたガイドベースがズレないようしっかり固定することですね。釘ストッパーでもある程度固定できますが、クランプなどでしっかり固定しておくとベターです。
また、ガイドベースとドリルガイドに多少の”ガタつき”がありますので、ドリルガイドに薄いテープを巻いたりしてガタツキを抑えてあげると、更に精度が上がると思います。