電動トリマー:リョービ製 MTR-42

リョービ製の電動トリマーです。本製品に取付け可能なビットの基本軸径は6mmですが、6.35mm(4/1インチ)に対応するコレットチャック付きで購入出来たので重宝してます。まだ十分に使いこなせてはいませんが、この道具を購入したことで、DIYできる幅が広がりました。DIY初心者を脱するために是非使いこなしたい道具になると思います。

付属のビットは”ストレート溝用:6mm”のみですが、ビットを追加購入することで様々な加工ができるようになります。(溝を加工するだけでなく、板材端面に様々な形状の飾り加工なども施せます。)私見ですが、ビットの良し悪しが加工面の仕上がりに直結すると思ってますので、ビットはピンキリですが、それなりのものをご購入いただいた方が仕上がりの満足感につながると思います。

ただし、回転系の工具になりますので、丸ノコやグラインダーなどと同様に取り扱いには注意が必要です。特に細い木材などに溝を加工する場合などは、細い木材をしっかり固定することが重要になりますので、万力やクランプなどを組み合わせて、材料をしっかり固定した状態で加工してください。

加工時のガイドは製品に標準で付属されていて、材料の端面から均一距離への加工や、基準位置からの円形加工などができるようになっています。

ビットの回転方向は時計回りなので、ガイドや抑えなどがなくフリー状態で手前から奥へ直線加工しようとすると、刃の左側が先に材料に当たるので加工方向が左側にズレていきます。なので、ガイド付きで直線加工するときのガイド位置は、トリマーの右側にセットして加工が左側にズレていかないようにします。また同様に、回転方向の都合上、削りたい材料の右端側を削る(=刃の左側が材料を削る)ように加工すると切削面が綺麗に仕上がります。