コアリング用パンチ:ARC ガーデンパンチ

コアリング用のパンチです。芝生の育成を勉強し始めて、我が家の芝生のように床土が固くやせ細っている芝生には床土を少しずつ入れ替えることができるコアリングと呼ばれる作業が効果的であることを知り、右近次が一番最初に購入した芝生専用ツールです。キンボシなどのブランド品もありますが、芝生の勉強を初めて間もない時期ということで、ARC社?の安価なものを購入しています。

コアリングとは、古い芝生を円柱状に取り出して、そこに新鮮で柔らかい目土を入れることで、床土を入れ替える作業です。コアリングの効果は、新鮮な目土を入れることによる床土状態(栄養、保水性)の改善に加えて、根に新鮮な空気を送り込むことによる根張り性の向上、根切りによるランナー(地下茎)の成長促進などなど、芝生にとっては至れり尽くせりな効果があります。 (作業の内容は投稿記事【芝生】初心者のコアリングとカタバミ駆除【芝生】コアリングで抜く土を自作の受け皿で自動回収-DIYで紹介しているので参考にしてみてください。)

コアリング用パンチの床土を抜き出す円柱状の刃

パンチの先端には、コアリングするための円柱状の刃が左右にそれぞれついていて、真ん中に根切り用の刃が1本ついています。パンチを足で踏み込むと、それぞれの刃が芝生に食い込み、左右の刃が芝生を円柱状に抜き出してくれます。

ただ、芝生にとっては至れり尽くせりの作業ではありますが、根を切るなどの一時的なストレスを与える作業になりますので、真夏の炎天下などの芝生に負荷がかかる時期などでは、作業するタイミングを考えてあげる必要があります。

また、作業後には芝生一面に抜き取った土が散らかりますので、それらを回収する必要があります。(芝生に散らかった様は、まるで犬の糞が散乱しているようです。)

目土を入れる前に”落ち穂拾い”のごとく、その回収作業を実施するのは結構面倒です。その点が少し難点となる作業ですね。

コアリング用のパンチに、抜き出した土の塊を自動回収する受け皿を自作DIY

右近次はその難点を解消するために、抜きだした土を自動で回収する受け皿を自作しました。当然、受け皿が一杯になったら溜まった土をその都度捨てるという作業が必要ですが、芝生に散らばった土の塊を拾うよりも作業は随分楽になりました。

なお、キンボシ製などのしっかり設計されているパンチでは、受け皿が取り付けられる前提の構造になっていて受け皿の自作も簡単なようですが、私が購入したような安価なパンチでは受け皿を取り付ける前提の設計になっていないので、取り付けにはかなりの工夫が必要でした。その辺の内容を過去記事 【芝生】コアリングで抜く土を自作の受け皿で自動回収-DIYで紹介しているので参考にしてみてください。