マルチツール:BOSCH製 GMF 30-28

今、話題のBOSCH製のマルチツールです。先端に装着するアタッチメントが左右に振幅する工具で、アタッチメントを変えることにより、切る・削る(磨く)・剥がすなどの異なる(マルチな)加工ができる便利な電動工具です。右近次は削る(磨く)に関しては、リョービ製 S-5000を持っているので、こちらのマルチツールを使用することは少ないと思いますが、切る・剥がすなどの加工に関しては、かなり重宝しそうです。

マルチツールBOSCH製 GMF 30-28はズレないように固定して使う

まずは”切る”に関してですが、先端にノコ刃を装着することにより、ノコ刃が左右に振幅して対象物を”切る”ことができます。通常の手動ノコギリとの最大の違いはノコギリとしてストロークするためのスペースが不要なところですね。刃を当てるだけで切ることができるので、石膏ボードの壁に穴を開けるなど、電気工事においては非常に便利なツールです。

剥がすに関しては、まだその目的で使用したことがないので、どの程度便利なのか?わかりません。今後のDIYで使用する機会があれば、こちらにて使用感をレビューしたいと思います。

適合するアタッチメントはBOSCH専用の”STAR LOCK”と呼ばれる規格のアタッチメントのみです。”STAR LOCK PLUS”というより上位のアタッチメントも使用することができますが、マキタ製や大陸メーカ製に適合するスタンダード(安価)なアタッチメントは適合しません。よって、アタッチメントの価格としては多少高くなると思いますが、アタッチメントの性能はツールの性能に直結します。精度の高い加工をしたいなら、それなりのアタッチメントを準備する必要がありますので、BOSCHのアタッチメントしか使えないということは、品質の高いアタッチメントしか使用できないと割り切って使いこなして行きたいと思います。