【八王子の生き物】我が家のニホンヤモリ -尊き”家守”様 

ニホンヤモリの観察 餌・寿命・卵など 飼育は自粛しました

以前より、我が家に同居していることは認識していた「ニホンヤモリ」ですが、お風呂場の窓で休んでいるところを発見し、その様子を観察しましたのでご紹介します。下記リンクにて動画も公開していますので、興味があればご視聴ください。【八王子の生き物】#2 我が家を守るニホンヤモリ

1.東京八王子のニホンヤモリ ”家守”

以前より、何度か見かけていた我が家のヤモリ。 何匹かが生息している のは認識していましたが、夜の壁にビッシリ現れるほどではないので、目にすることは”極めてまれに”という状況でした。

茨城にある実家では、夏になると壁に数匹のヤモリが毎晩張り付いていました。なので、私にとってはとても身近な隣人です。しかしながら、壁面の高いところに張り付いていたので、姿を目の前でじっくり見ることはありませんでしたし、日中どこに隠れているのか?も全く分かりませんでした。そのような環境で育ったので、日中にヤモリを見ることなんてかなりレアなことだと思っていたのですが…なんと、今回は日中、お風呂場窓のサッシ部に隠れているところを発見しました。

前に発見した時も軒下のコンクリートの物陰に隠れていたところを見つけたので、改めて考えれば、実家で日中にヤモリを見かけなかったのは「隠れる場所が豊富にあったから」なんでしょうね。それに対して、東京の家屋では隠れる場所が少ないため、窓のサッシなんかに隠れているところを見つけられてしまったのかと。

今回見つけたヤモリさんは、日中で眠かったのか?人を恐れていないのか?わかりませんが、全く逃げようとしませんでした。結果、鮮明な映像が取れましたので、興味があれば動画の方も是非ご視聴ください。【八王子の生き物】#2 我が家を守るニホンヤモリ(可愛いです)

2.二ホンヤモリの生態-特徴・餌・寿命 etc.

夜行性のニホンヤモリの目

ヤモリは夜行性で日中は物陰に隠れている爬虫類で、トカゲやカナヘビの仲間です。トカゲやカナヘビはクリっとした可愛い目をしていますが、ヤモリは夜行性だからでしょうか、カメレオンのようなどこを見ているのかわからないような特殊な目をしています。(右近次も、まじまじと観察したのは今回が初めてですが。)

学名は「Gekko japonicus」と日本固有種のような名前で、平安時代くらいから日本に居ついているようですが、日本の固有種ではないらしいです。(大陸から来たんでしょうね)

  

性格は穏やかで、ワラジムシやクモなどの昆虫を餌にして生活しています。日本では、家屋を守ってくれる存在などとされ「家守」などとも称されて大事にされています。(右近次もそのように教え込まれました。)虫たちを食べてくれることで、昔の人にも重宝されたのでしょう。個人的にはワラジムシを食べてもらっても嬉しくはないですが、ハエやガなど、人間が嫌がる昆虫を食べてくれるのはありがたいですね。我が家では、”庭の番人”カマキリ隊長が益虫No.1に君臨していますが、それに次ぐ”壁の番人”です。(”芝の番人”がニホントカゲです)

変形したニホンヤモリの尻尾 自切が出来る

トカゲやカナヘビが身の危険を感じた際に尻尾を自切して逃げることは有名ですが、なんとヤモリも尻尾の自切が出来るのだそうです。今回見つけたヤモリも尻尾が不自然に丸まっていた(写真参照)ので、過去に何らかのハプニングがあって自切した可能性がありますね。(切れないまでも切れかけて成長がおかしくなったとかの可能性も)

繁殖は卵生で、壁面に粘着した卵を産み付けるらしいです。孵化するまでに1.5カ月~2カ月くらいかかるようなので、見かけてもおかしくない気もしますが、孵化後の卵の殻すら見かけたことはありません。

  

また、寿命は結構長めで、10年くらい生きるそうです。冬は当然ながら冬眠することになりますが、何かの拍子に見つけてしまった際には、優しく元に戻して長生きさせてあげましょう。(冬は逃げたくても体温が下がって動けませんので)

・ニホンヤモリを観察した感想-飼育について

今回、二ホンヤモリの姿を初めてまじまじと見た気がしますが、その姿はかなり可愛いですね。ちょっと目が特徴的なので、好き嫌いが分かれるところではありますが、ペットショップで販売されたりしている理由がわかる気がしました。

ちなみに右近次は最近まで、アカハライモリをコケリウムの水槽を立ち上げて飼育したいと思っていたのですが、大きめのペットショップに行っても売り切れが続いていました。そうしていると、小学生低学年くらいの男の子が「アカハライモリはいますか?」と店員さんに質問しているのを見かけて…なんだか危険な感じがしました。右近次はイモリを飼育したことはないですが、ニホントカゲなどを飼育した経験から言うと、爬虫類の飼育はそんなに簡単ではないと思っています。今回質問した男の子は当然そんな経験があるように見えませんし、連れてきていたお父さんも「息子が買いたいというからついてきた」という感じに見えました。(妄想も入ってますけど。)飼育の難しさを知らずに飼い始めるのは、男の子にとってもイモリにとっても不幸です。そして、ペットとしての人気・価値が上がり市場が品薄になると、ビジネス目当てで自然の個体が乱獲され急激に数を減らします。なんだか、そんな感じの妄想ループに入って考え込みました。

ちょっと話が逸れましたが、ヤモリでもイモリでも可愛いだけで飼育するのはよくないですよね。今回もヤモリのあまりの可愛いさに飼育したい気持ちが頭を寄りぎましたが、貴重な生き物たちが、出来るだけ多く次の世代に命を繋げるように、そっとしておいてあげることが一番なのかもしれません。(一通り観察したら逃がしてあげましょう。)

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