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【車-カーケア】DIYで塗装したバンパー表面の肌状態を再修正する

DIYスプレー塗装の完全硬化で肌状態が悪くなった塗装表面を修正 メンテナンス

フロントバンパーのクリア塗装が剥がれて、DIYで塗装を行った我が家のゴルフⅦ。塗装の4日後に肌状態の調整を行ったのですが…それから更に10日経過すると、塗装表面に「ス」が入ってしまいました。更に、ディーラーでのヘッドライト交換でヘッドライト位置がズレたことで、ヘッドライト下への塗装の吹き込みが見えるようになってしまいました。そこで今回は、塗装表面を再度磨いて、発生した不具合の修正を行いました。下記リンクにて動画も公開していますので、皆様のご参考になれば嬉しいです。

1.バンパーの塗装表面が完全硬化で悪化した

下記リンクの以前の記事では、クリア塗装が剥がれてしまったゴルフⅦのフロントバンパーの塗装を剥がして、缶スプレーによるDIY塗装を実施しました。

DIYでのスプレー塗装4日後に表面がゆず肌になってしまったフロントバンパー

ある程度の硬化が完了したであろう塗装後4日後の塗装表面は写真のとおりです。

ウレタンクリア塗装は塗装後の磨き加工を実施しなくても、綺麗に仕上げることが出来ると言われていますが…私がDIYで実施した塗装の表面はかなりのゆず肌状態でした。(ゆずの表面のように凸凹です)

そこで、硬化した塗装表面を耐水ペーパーで削り込んで、塗装表面のゆず肌を改善するとともに、塗装時に発生した塗装ブツなどを除去して仕上げました。

DIYでのスプレー塗装4日後に表面を削って磨いて綺麗に仕上げたフロントバンパー

更にそれをコンパウンドで磨き込むことにより、写真のとおりのピカピカな状態に仕上げることが出来ました。

今回は、初めてのスプレー缶による塗装でしたが、結果としては、ある程度満足が出来る状態まで仕上げることが出来たと思います。(この時点ではかなり満足していました)

しかしながら、そこから更に10日ほどが経過し、再度、塗装表面の状態を確認すると…塗装表面にたくさんの「ス」が入っていることが確認されました。

DIYでのスプレー塗装4日後の肌調整から更に10日経過して完全硬化し表面にスが入ったフロントバンパー

塗装表面の「ス」は、塗装する面の下地処理が不十分で、塗膜の中に空気が入ったりすることにより発生するようです。

ウレタンクリアの肌修正は、3日間も放置すれば実施できると聞いたので、念のため更に1日追加した4日間放置後に肌修正を実施したのですが…どうやら4日でも不足だったということですね。(少々、塗膜が厚すぎたか??)

やはり、早く仕上げたい!という気持ちをぐっと堪えて、十分に乾燥時間を確保して10日くらい放置した方が良かったのかもしれないですね。

ヘッドライト交換でヘッドライト位置が奥にズレ、DIYでスプレー塗装した塗装吹き込みが見えるようになったフロントバンパー

また、ヘッドライトのクリア層がかなり曇っていたことをディーラーで話したら、無償でヘッドライト交換をしてもらえることになりましたが…交換した結果、ヘッドライトの位置が少し奥にズレてしまい、今までは隠れていた、ヘッドライト下の塗装の吹き込みムラが見えるようになってしまいました。

そこで今回は、新たに発生してしまった「ス」の修正を行うとともに、見えるようになってしまったヘッドライト下の塗装の吹き込みムラを修正していきます。

2.耐水ペーパーで塗装表面を削り込む

ヘッドライト交換でヘッドライト位置がズレ、見えるようになった塗装吹き込みを耐水ペーパーで削る

まずは、ヘッドライトの位置がズレて見えるようになってしまった塗装の吹き込みムラを#1500の耐水ペーパーで削り込んで修正していきます。

吹き込んだ塗装は、ホワイトの”プラサフ”がすごく目立っていますが、本当に薄く表面に乗っているだけなので、耐水ペーパーで簡単に除去することが出来ました。

まあ、それにしても無償で交換してもらったヘッドライト表面はかなりクリアになりましたね。上写真でもかなりピカピカです。

DIYスプレー塗装の完全硬化でスが入った塗装表面を耐水ペーパーで削り込んで修正する

続いて、「ス」が入ってしまった塗装表面(全体)を同じく#1500の耐水ペーパーで削っていきます。クリア塗装の表面は、ドライ気味に削っていくと、削られている箇所(凸している箇所)が白くなって明確にわかりますので、全面が削れて「ス」が見えなくなるまで削っていきます。

「ス」がなくなるまで削ることで、クリア塗装が全て剥げてしまうことを懸念していましたが、今回の「ス」はそれ程深くはなかったようで、それほど深く削り込まなくても除去することが出来ました。

3.塗装表面をコンパウンドで磨く

耐水ペーパーでの「ス」削りこみが完了したら、全体をコンパウンドで磨いていきます。

耐水ペーパーで削り込んだ塗装表面を傷消し用コンパウンドで磨いてペーパー目を除去する

まずは#3000相当のソフト99 傷消し用液体コンパウンドで表面を磨き、耐水ペーパーで傷だらけになった塗装表面を磨いていきます。

続いて、#7500相当の 仕上げ用コンパウンドで表面を磨いて、塗装表面の状態を整えていきます。

なお、使用している液体コンパウンドは下記です。かなり昔にボディーの傷消し用として購入して以来、荒れた塗装表面を整えるのに使用しています。(肝心の傷はなかなか消せませんがw)

ソフト99の液体コンパウンドで表面を整えたら、ここからは仕上げ用のコンパウンドとして超優秀な3M製の液体コンパウンドで最終仕上げをしていきます。

傷消し用コンパウンドで磨いた塗装表面を3M製液体コンパウンドハード1-L、ハード2-Lで更に磨く

まずは「ハード1-L 5982」で表面を磨いていきます。このハード1-Lはかなり優秀なコンパウンドなので、これで磨いた時点でかなりピカピカにすることが出来ます。

続いて、ハード1-Lで磨いた表面を更にピカピカに仕上げることが出来る「ハード2-L 5985」にて最終仕上げしていきます。

やはりハード2-Lまで使用すると、表面をかなりピカピカにすることが出来ますね。

3M製の液体コンパウンド「ハード1-L」と「ハード2-L」の商品リンクは下記です。ご参考にしてみてください。(小分けにして安く販売されている商品です)

4.肌修正が完了した塗装表面を確認する

すべての磨き作業が完了したら、削れて欲しくない部分をマスキングしていたテープを剥がし、磨いた塗装表面の状態を確認していきます。

耐水ペーパーで削り、液体コンパウンドで磨き込んだフロントバンパーは見違えるようにピカピカ

結果は、発生した「ス」を全て除去することが出来て、表面をピカピカに仕上げることが出来ました。

ヘッドライトがズレることで見えるようになってしまった塗装の吹き込みもすべて除去することが出来ましたので、仕上がりとしては完璧になりましたね。

磨き後の状態が確認できたら、下記写真のように筆などを使用して部品どうしの隙間に入ってしまっていたコンパウンドを綺麗に除去して作業は完了です。

磨き作業で部品の隙間に入ったコンパウンドは筆などを使用して流水で除去しておく

今回は、塗装後の完全硬化で出来てしまった表面の「ス」と、塗装後のヘッドライト交換で見えるようになってしまったヘッドライト下への塗装吹き込みムラを修正しました。

結果として、磨き作業が2度手間になってしまいましたが、最終的にはかなり完璧に仕上がることが出来ました。

塗装については、その後の仕上げ処理含めて”焦りは禁物”ということですね。早く結果を出そうと焦ると、私のように2度手間になります。結論としては、例えウレタン塗装でも、1週間ほどの完全硬化期間を確保して仕上げた方がよさそうですね。大変勉強にはなりましたが。。。塗装しただけの状態で、仕上げを1週間も我慢するのはつらいですww

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