【車-カーケア】スマートキー 電池切れ時の対処方法と電池交換

フォルクスワーゲン用スマートキー電池切れ時の対処方法と電池交換

我が家のフォルクスワーゲン・ティグアンのスマートキーの電池が切れ、出先で嫁さんが右往左往しました。。。今回はスマートキーの電池が突然切れた時の対処(エンジン始動やドアロックの開錠・施錠方法)と電池交換の方法をご紹介します。結論として、スマートキーをご使用の車では、替えの電池を車に積んでおくのがいいですね。いい経験になりました。

1.フォルクスワーゲン ティグアンのスマートキー

フォルクスワーゲンティグアンのスマートキー

最近の車種では、キーを持っているだけで車のキーロックが施錠・開錠できたり、車のエンジンを始動できたりする「スマートキー」と呼ばれるものが採用される車種が増えました。

我が愛車のフォルクスワーゲン・ティグアンもスマートキーを採用しています。キーを持っているだけで色々な操作が出来るので、キーのロックボタンを押したり、キーを車に挿したりする手間が省けててとても便利です。

ティグアンの開錠はスマートキーを所持した状態でドアノブの内側の手を入れるだけでセンサーが反応し開錠できます。施錠はドアノブ外側のセンサ部に手をかざすことにより施錠してくれます。子供に見せると「え?超能力?」と喜んでくれる便利な機能ですね。(笑)

エンジンの始動はスマートキーを所持した状態でブレーキを踏んでスタートボタンをプッシュするだけ。キーを車に挿したりすることなくエンジンを始動することができます。(キーはポケットなどに入れたままです)

2.スマートキーの電池切れで発生する問題とその対処法

ドアの施錠・開錠、及びエンジンの始動をスマートキーによって行うため、必然的にスマートキーの電池がなくなると、ドアの施錠開錠、及びエンジンの始動などが出来なくなります。

今回はこの冬一番の冷え込みの日に、嫁さんが出先でスマートキーの電池がなくなるという現状が発生しました。恐らくは、家から出かける時はキーが家の中で温まっていたので、キーの電池もそれなりの電圧をキープしていたのでしょう。結果的に開錠やエンジン始動までなんとか出来たのだと思います。しかしながら、移動中にキーを社内の冷えたエリアに放置したため、電池の電圧が更に急激に下がって、到着地でキーが効かなくなってしまったのだと思われます。

なお、嫁さんは車に積んでいる説明書を読んで何とか対処しようとしたようですが…このご時世スマホで検索した方が絶対早いですよね。^^(フォルクスワーゲンに限らず、説明書は得てしてわかりにくいので)

普段はカバーで隠されているフォルクスワーゲンティグアンのドア施錠・開錠用のキー穴

まず、スマートキーの電池が切れた時のドアの施錠・開錠ですが、ティグアンについては、ドアノブ脇にキーを挿して施錠開錠を行うキー穴があります。ただし、普段は樹脂のカバーで隠されており、カバーを取らないとキー穴が現れません。(写真はカバーを外した状態の写真です。)カバーはカバー下部の穴にキーを挿すことで外すことができますが、外す際にボディに傷をつけないよう十分注意する必要があります。(嫁さんがカバーを外した後には深めのキズが。。。すごく悲しい。。。)

フォルクスワーゲンティグアンのハンドル根元にあるスマートキーからの信号を受信する部分にはキーの刻印があります

続いて、エンジンの始動ですが、従来の車でキーを挿していた場所に、スマートキーから出る信号の受信機があります。(その箇所に写真のようにキーマークの刻印が打たれています。)キーの電池が弱くなっても、しばらくは弱い信号は出してくれていると思いますので、そのキーマークの刻印にスマートキーを近づけた状態でエンジンをかければ、何とかエンジンが始動出来ると思います。

しかしながら、ギリギリでエンジンが始動したとしても、近いうちに電池がなくなって弱い信号すら飛ばなくなるのは間違いなので、早急に電池を交換してスマートキーを復活させましょう。(エンジンを始動させたその足で、電池を買いにいきましょう。嫁さんには寄り道せずに真っすぐ帰るようお願いしました。)

3.スマートキーの電池交換方法:ティグアン用電池型番

スマートキーの電池交換はとても簡単です。(誰にでもできます)

フォルクスワーゲンティグアン用スマートキーの電池蓋は、キーを格納する溝の部分から開ける

スマートキーの普段は折りたたんでいるキー部分を伸ばし、キーが格納されていた溝部分に指を突っ込んで、裏側(ボタンがない側)の蓋を外します。(写真の下側が溝側です。)蓋はツメで固定されているだけなので、ツメが壊れないよう加減しながら、力ずくで外してください。

蓋を外すとボタン電池が姿を現すので、まずはそのボタン電池を外します。写真のとおり、ボタンの1/4ほどがスマートキーケースに差し込まれている構造になっていますので、手前側に先端の細いものを差し込むなどして電池を外します。

続いて、外した電池の型番を確認します。私のティグアンの場合は”CR2025”の電池が使用されていました。コンビニでも購入できる一般的な型番になりますので、今回は近所のコンビニに購入にいきます。(車が使用できないので、当然ながら徒歩にて…)

まずは最寄りのセブンイレブンに行って対象の電池を探しましたが、その店には”CR2025”が置かれてませんでした。仕方がないので、その足でその先のファミリーマートまで行ったところ…何とか購入することができました。セブンイレブンでも店舗によって仕入れる商品が違うのかもしれませんが、購入時のご参考してみてください。

フォルクスワーゲンティグアン用スマートキーの電池を抜いたらボタンを5秒以上押してリセット

電池が準備できたら早速電池を!といきたいところですが、その前にやらなかればいけない作業があります。電池が外れた状態で、表側のキー施錠ボタン、もしくは開錠ボタンを”5秒以上”長押しします。そうすることで、スマートキーにリセットがかかって、新しい電池でも動作できる状態になるようです。リセットかけないとどうなるか?までは検証出来ておりませんが、忘れずに対応するようにしてください。

フォルクスワーゲンティグアン用スマートキーの電池は”CR2025”です

リセットをかけたら、購入してきたボタン電池”CR2025”をスマートキーにセットします。元々はMaxell製の電池が使用されていましたが、今回はコンビニで購入したPanasonic製の電池装着していきます。

電池がセット出来たら、キーのボタンを押してボタンを押した時に(信号が送られた時に)光るLEDの点灯を確認します。LEDが点灯すれば、電池交換作業は完了です。

その後、実際に車のドアロックの開錠・施錠、及びエンジンの始動を確認してください。(それらが出来ればミッションはコンプリートです)

・スマートキーの電池切れに関する感想

普段は非常に便利なスマートキーですが、電池が切れるとエンジンもかからなくなるなど、普段便利なものは動力が喪失した時の影響が大きいことを痛感しました。

普段は非常に便利で一般庶民の憧れでるタワマンも、停電になるとエレベーターも動かなくて自分の部屋にも帰れないなどという話をよく聞きます。電力などの動力を利用して便利になるのはとても良いことですが、動力が機能しなくなった時に、マニュアル(人力)などで容易に対処できるような方法をしっかり残しておくことが、リスク管理としては非常に重要なんだと思います。

車の場合は、ボタンとキー差し込みのどちらでもエンジン始動ができる構造にしておくことがとても重要な気がします。ただ、そうすると車の単価が高くなってしまうとは思いますが、少し車が高くなったとしても、どちらでも操作できることの効果の方がよっぽど重要なんじゃないかな?(どうでしょう?自動車メーカーの開発の方?)

ちなみに右近次は、今回の教訓を生かし、常に車に替えの電池を積んでおこうと思います。(5個ぐらい:笑)

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