【車-カーケア】エンジンオイル漏れ止め剤-ワコーズパワーシールド

オイル漏れ止め剤ワコーズWAKOS EPSエンジンパワーシールド

愛車のオイル交換をしようとアンダーカバーを外すと、エンジンからわずかなオイルが漏れが…そこで今回は、エンジンのオイル漏れ止め剤”ワコーズ EPS エンジンパワーシールド”を投入してその効果を確認しました。出来れば一生お世話になりたくなかった商品ですが、投入から1か月後の結果も併せて報告していますので、皆様のカーケアのご参考になれば嬉しいです。

1.エンジンからのオイル漏れを確認…

我が家の車は約半年のスパンでオイル交換を実施していますが、私の乗っているフォルクスワーゲン・ティグアンが、前回のオイル交換から半年経過するタイミングとなりました。オイル交換を実施すべく車のアンダーカバーを外してみると…なんと、アンダーカバーの内側にオイルが漏れたと思われる染みが出来ています。

オイルを交換しようと車のアンダーカバーを外すとエンジンからのオイル漏れを発見。。。

慌ててエンジン表面をチェックすると、写真のとおりエンジン表面にオイルがにじんで、今にも垂れそうになっていることを確認しました。

漏れている箇所がどこか?はわかりませんが、アンダーカバーに垂れるほどの漏れですので、このまま放置するわけにはいかないでしょう。

愛車のティグアンを中古で購入して1年半。これまで大きな故障なしで乗ることが出来ていましたが、このままでは、今秋に控える車検が通せません。可及的速やかに対策していきます。(今年は嫁さんのゴルフⅦも含めると、トラブルがいろいろあり過ぎますね。。。)

2.オイル漏れ箇所の確認と応急処置

まずはオイルが漏れている箇所を確認しますが…うーん。エンジンの合わせから漏れているような気もしますし、それを締め付けているボルト部分から漏れているような気もします。

エンジンの合わせ部分からオイルが漏れて染みになったエンジンのボルト

取り急ぎの応急処置としては、にじんでいるオイルを綺麗に拭き取って、オイル漏れが発生している箇所のボルトを増し締めします。

エンジンを構成する素材がアルミダイカストっぽいので締め過ぎは良くなさそうですが、手締めで若干強めに増し締めしました。(手締めでも少し締めこむことが出来たので、若干のゆるみが発生していたのかもしれませんね。)

ただ、オイル漏れのレベルが、時間をかけて少しずつ垂れてくるレベルなので、この増し締めだけでオイル漏れが治まるか?は時間をかけて観察しないとわかりません。また、オイル漏れが一旦治まっても、エンジンが熱を持つことなどで再発する可能性もありそうです。

そこで今回は、ボルトの増し締めに加え、更なる応急処置として、下記のオイル漏れ止め剤を投入することにしました。

ワコーズ EPS エンジンパワーシールド
created by Rinker

使用するオイル漏れ止め剤は、ワコーズのエンジンパワーシールドです。オイルに混ぜて投入することで、劣化したゴムパッキンの弾性を復活させ、シーリング性能を回復させるという商品です。

今回はちょうどオイル交換のタイミングだったこともありますので、新しいオイルにこのオイル漏れ止め剤を混ぜて注入し、オイル漏れが改善するか?確認していきたいと思います。(改善しないと泣きますけど。。。)

3.古くなったエンジンオイルを排出する

エンジンのオイル漏れ止め剤が準備出来たら、早速作業を始めていきます。

ワコーズWAKOS EPSエンジンパワーシールドを投入するためにエンジンオイルを抜く

まずは、古くなったエンジンオイルを排出します。私のオイル交換は下抜きなので、オイルパンからドレンボルトを取り外して、古いオイルを抜いていきます。

また、オイルフィルターも毎回交換しているので、取り外します。

ドレンボルトとオイルフィルターを外してしばらく放置し、古いオイルがすべて排出されたら、新しいオイルフィルターを装着していきます。私が愛用しているオイルフィルターは下記のBOSCH製”OF-VW-15”です。

上記のオイルフィルターは少し特殊な形状をしているので、それにぴったり適合する下記のフィルターレンチを使用します。バイク用のフィルターレンチになりますが、このBOSCHのオイルフィルターにぴったり合致するのでおススメです。

オイルフィルターが装着出来たら、ドレンボルトを装着します。VW純正のロングドレンボルトはドレンパッキンが交換出来ずに使い捨てになってしまうので、私が使用しているドレンボルトは、下記のスズキ純正のロングドレンボルトです。ネジ頭のサイズがVW純正とは異なりますが、ネジ部の仕様は同一で、ドレンパッキンの交換で繰り返し使用できるので重宝しています。

また、使用しているドレンパッキンは下記のようなアルミ製ドレンパッキンです。

オイルフィルターとドレンボルトが装着出来たら、新しいオイルの投入準備は完了です。

なお、オイル交換はカーケアDIYで一番身近な作業になるので、オイル交換関連の記事は過去に色々と記事にしています。興味のある方は、合わせてご覧になってみてください。【車-カーケア】BOSCH”OF-VF-15”用フィルターレンチ 【車-カーケア】VW車に最適なドレンボルトとドレンパッキン仕様 【車-カーケア】オイルフィルターが固着した時の対処法は? 【車-カーケア】オイルフィルター形状と適合レンチサイズ-日本車編 【車-カーケア】VW車に適切なエンジンオイル交換頻度は?

4.新しいオイルにパワーシールドを混ぜて投入

ドレンボルトとオイルフィルターがしっかり固定出来たら、いよいよ新しいオイルを投入していきます。

ワコーズWAKOS EPSエンジンパワーシールドをエンジンオイルにすべて投入する

今回使用するオイル漏れ止め剤”エンジンパワーシールド”は、オイルに混ぜて使用する商品です。オイルを車に注入する前に、オイルによく混ぜて使用します。

VW車のオイル使用料は4L(+α)です。ティグアンで大体4.2Lくらいでしょうか?私は2Lのオイルジョッキを使用していますが、1.5L×2回+1L×1回くらいで3回に分けてオイルを投入しています。

ちなみに、私が使用しているオイルは2年間交換が不要と言われているVW純正オイルではなく、下記のレプソル プレミアムテックです。(純正オイルは高価なので、半年に1回も交換出来ません。)

まずは、最初の1.5Lをオイルジョッキに取り出し、エンジンパワーシールドを1/3くらい投入して混ぜ合わせます。エンジンパワーシールドは液体ではなく、粘度の高いゲル状?の商品です。オイルに入れただけではしっかり混ざってくれないので、オイルを攪拌させて混ぜ合わせる必要があります。

ワコーズWAKOS EPSエンジンパワーシールドを投入前のエンジンオイルと混ぜ合わせる

オイルを攪拌するために私が使用したのは、長めのドライバーです。オイルジョッキの中に投入したエンジンパワーシールドを、ドライバーでかき回してしっかり溶かしていきます。(ドライバーの錆止めにもなったでしょうww)

オイルとエンジンパワーシールドがしっかり混ざったら、いよいよエンジン内に注入していきます。エンジン内にこぼさないよう注意しながら、ゆっくり注入していきます。(今回のオイル交換では、少しもこぼすことなく注入出来ました。)

それをあと2回(1.5L+1.0L)繰り返し、それぞれに1/3程のエンジンパワーシールドを混ぜ合わせ、全てを車に注入します。

最後に、オイル注入口のキャップを閉めてエンジンをかけ、新しいオイルをエンジン内に循環させれば作業は完了です。

5.ワコーズ エンジンパワーシールドの効果

エンジンからオイルが漏れたVWティグアンに、エンジンオイル止め剤 ワコーズ製 ”エンジンパワーシールド”を投入して1か月が経過しました。

ワコーズWAKOS EPSエンジンパワーシールドを投入してオイル漏れが止まったエンジン

その間は、アンダーカバーを装着せずにオイルの漏れ具合をチェックながら運転しましたが、1か月経過した現時点でも、オイル漏れは発生していません。(オイルのにじみもありません。)

ボルト増し締めの効果なのか?エンジンパワーシールドの効果なのか?その両方でオイルが漏れなくなったのか?は切り分け出来ませんが、とりあえず、エンジンのオイル漏れが治まって一安心です。

1か月間外したままの状態になっているアンダーカバーもそろそろ装着してあげましょう。(このままだとトルクスネジをなくしてしまいそうです。)

今後の懸念点としては、次のオイル交換でも、このオイル漏れ止め剤を再度使用する必要があるか?です。基本的にはパッキンの弾性を復活させるという商品なので、オイル交換の度に注入する必要はないはずですが…どうすべきか?は次のオイル交換までの半年間でしっかり考えたいと思います。

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