【DIY】庭の釘などを磁石で回収する-パンクの再発防止対策

庭の釘などを熊手につけた磁石の磁力で回収してパンクの再発を防止

私の愛車のタイヤがパンクしました。空気が抜け始めたきっかけは正月の実家への帰省からです。そこで今回は、磁石の力を利用して、実家のお庭に散らばっている釘などを回収する作業を実施しました。ステンレス製のネジなどは回収できないので、不完全な対応にはなってしまいますが、お庭からはたくさんの釘などの鉄くずを回収することが出来ました。作業することで発生するリスクもありそうですが、その辺も含めてご参考にしてみてください。

1.正月の帰省でタイヤがパンクした…

車に搭載されたTPMS(空気圧管理システム)が空気圧の低下をアラームしてくるようになったのは、正月に実家へ帰省した帰り道からです。帰省の間に何かが起こっていた可能性が高いですね。

パンクしたタイヤに刺さっていたネジ(コーススレッド)

それから1か月近くは空気を補充することで対応してきましたが、スタッドレスに履き替えて原因を調査したところ、ネジががっつり刺さっていて、タイヤがパンクしていることが判明しました。(パンクの調査方法などについては、過去記事【車-カーケア】タイヤの空気圧が自然に下がる原因を調査するにてまとめていますので、ご参考にしてみてください。)

その後、パンクしたタイヤがコンチシールというパンクの自己修復機能が搭載されたタイヤであることが判明し、現在は自己修復状態の経過観察中です。(その辺の状況は、過去記事【車-カーケア】 コンチシール搭載タイヤがパンクした時の対応は?にてまとめていますので、ご参考にしてみてください。)

20年以上車を乗ってきて、タイヤがパンクしたのは初めてなので、なんだか、自分のツキが落ちたみたいでかなりショックですね。。。

2.車を停めていた実家の庭に釘が落ちていた?

車がパンクした現場の可能性がある実家の庭

写真が私の実家にあたるお家です。大正時代に建てられたと聞いたことがあるので、かなり古いお家になります。(古民家と言って良いレベルだと思います。)

既に他界している父親がDIYで物作りしたりするのが好きだったので、お庭で大工作業などをすることも多々ありました。状況的には、お庭に釘が落ちていたとしても、何ら不思議ではありませんね。

ただ、タイヤに刺さっていたネジはそれほど古いものではなかったので、父親が使用していた釘でないことは間違いありませんが、その後も業者が入って納屋の修理をしていたりするので、その作業などで釘やネジが落ちた可能性は十分ありますね。

3.落ちている釘などの回収方法-磁力

今回は、実家の庭に落ちている釘などの金属を回収していきますが、どのように回収したら良いでしょうか?庭の土の表面をさらってふるいにかける?金属探知機で探知する?いろいろな方法が考えられますが、私が今回利用していくのは、コンバトラーVや鋼鉄ジーグでおなじみの?”磁力”です。

最近では100均などでも、強力な磁石「ネオジム」が購入できるようになりました。ただ、まだまだ価格がそれほどお安くはないようで、1個売り、もしくは2個売りのものが多いです。お庭を隈なく探索するためには、ある程度の数量が必要になりそうなので「ネオジム」を活用するのは難しそうです。

そこで今回は、100均で多数個売りしている、下記のマグネットを準備しました。

こちらの磁石をどのように活用していくか?ですが、熊手状の金属パーツなどに取りつけて、「超電磁熊手」にしてお庭をさらえば、鉄くずを効率よく回収できる気がします。

そこで私が活用したのは、下記の芝生サッチング用のレーキです。

上記レーキの熊手部分の1本1本にマグネットを取り付け、「超電磁熊手」化してお庭の釘などを回収していきます。

サッチング用レーキの先端に強力磁石をテープで固定して散乱した金属を回収する

マグネットの取り付け方法は写真のとおりです。レーキの先端1本に対してマグネットを2個ずつ固定して、レーキの先端部分すべてを磁石化する作戦です。

写真で磁石を固定しているのはマスキングテープですが…実使用では作業中にマスキングテープが簡単に破損してしまうことが判明し、最終的にはすべての磁石をビニールテープで固定し直しました。(作成時点で気が付けよって思いました。ww)

サッチング用レーキの先端に強力磁石を固定して床に散乱した金属を回収する

レーキへの磁石の固定が完了したら、床にネジ類をばらまいて効果を確認してみます。

結果、鉄製のネジ類はすべて回収することが出来ました。が…この磁力を使用した「超電磁熊手」には、1点致命的な欠点があることがわかりました。これも早く気が付けよって感じですが、ステンレス製のネジは磁石に付かないのです。。。

まあ、通常の建築資材では高価なステンレスネジを使用することは少ないので、この辺は割り切るしかないですね。

4.庭に散らばった釘などを磁力で回収する

道具が準備出来たら、帰省するタイミングで作業します。

サッチング用レーキの先端に強力磁石を固定して庭に散乱した金属を回収する

まずは、車を庭の奥には入れずに入り口で停車させ、庭の中心部から奥付近までの釘など(鉄くず)を回収していきます。

レーキのサイズが小さいので、サッチングは芝生のケアの中では比較的重労働ですが…この鉄くず回収作業も、サッチング同様に結構しんどいです。(田舎の広い庭全体を探索するのはかなり大変そうです。。。)

ただ、釘などの鉄くずは…想像していたよりも回収されています。特に庭の奥側の、大工作業や解体作業などが頻繁に行われていたであろう場所からは、かなりの鉄くずが回収されました。

サッチング用レーキの先端に強力磁石を固定して庭の入り口付近に散乱した金属を回収する

庭の中心部から奥の作業が完了したら、車を奥まで移動させて入り口付近の鉄くずを回収していきます。(写真を見ると、レーキ先端に磁石を固定するテープが、白のマスキングテープから、赤いビニールテープに変わっています。)

入り口付近では作業が行われないので、釘などの鉄くずは出てきませんでしたが、一度こうやって回収しておくと、気持ち的には安心できますね。

そんな感じで、庭全体の釘など(鉄くず)を回収しました。(結構大変でした。)

サッチング用レーキの先端に固定した強力磁石で回収した金属

写真が今回回収された鉄くずたちです。大半は、時間が経ってサビていて、タイヤに刺さるような能力はなさそうですが、中にはまだまだ先端がとがっていて、パンクくらいならさせられそうなものも混ざっています。

特に、写真で手にしている90°曲がった釘などは、まだまだ殺傷能力がありそうなので、回収できてよかったですね。

ただ、作業していて思ったのは、今回回収された釘たちは、ほとんどが庭に横たわっているか、土に埋もれている状態で、例えタイヤが上に乗ったとしても、それだけでタイヤに刺さるような状態ではなかったように感じました。

したがって、もし今回の回収作業で回収漏れしている釘などがあるならば、埋まっていて害がなかった状態の釘を、刺さる状態(向き)に変えてしまっている可能性もあります。念入りに回収作業を行ったので、確率としては低いと思いますが、しばらくは庭の奥まで車を入れないなど、状態を注視する必要があるかもしれませんね。

存在している釘たちを一つ残らず一網打尽に出来れば完璧ですが、取り逃がした釘の殺傷能力を復活させてしまう可能性もある。。。うーん。難しい問題ですね。^^ 私の場合は回収することで安心出来た度合いの方が大きかったですが、そのような”可能性”があることも考慮して作業する必要がありそうです。

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