【芝生】芝生育成作業のコアリングでカタバミを根っこから駆除する

芝生のコアリングで床土を入れ替えると同時にカタバミを駆除する

長年放置していた我が家の芝生。今シーズンはスタートダッシュをかけるべく、3月頭にサッチング、芝刈り、コアリング、目土入れなどの作業を実施しましたが、芝生の新芽が見え始めると同時に、雑草シーズンも開幕しました。今回は、今シーズン第2回目のコアリングを実施するとともに、年中悩まされているカタバミ(アカカタバミ)を根っこごと駆除していきます。(まあ、いたちごっこになるかもしれませんがww) 下記リンクにて動画も公開していますので、興味がある方のご視聴をお願いします。 【芝生】10年放置した芝生を再生する#1

1.10年以上放置した我が家の芝生の現状

我が家の芝生は、10年以上雑草除去以外のお世話がされてなくネグレクト状態でした。結果、長く伸びた芝生が折り重なった状態で目詰まりしていて、土壌もかなり固くなっていました。土壌の表面もほこりっぽく、見るからに栄養もなさそうです。

そこで、昨秋に、芝刈りやサッチング、コアリング、目土入れ、肥料やりなどを学習して”芝生の育成”を開始しましたが、成長期が終了していたタイミングだったこともあり十分な結果が得られませんでした。

我が家の芝生の現状

写真は3月末時点(今回のコアリング前)の我が家の芝生です。今年の新芽が出始めている部分がありますが、昨秋に、折り重なっていた芝生を芝刈りした際に軸刈りになってしまい、ところどころ”ハゲ”てしまっています。(3月頭の芝刈りでさらに短くカットしたので”ハゲ”が余計に目立っています。)

この芝生がびっしり青々と茂って、寝そべった時に気持ちがいい芝生になったら最高ですよね。「パパ、頑張ったね!」って娘に褒めてもらえるように、父さんは頑張ります。(やりがいがありそうです)

今シーズン芝生をしっかり育成させていくためには、表面がカチカチでほこりっぽくて栄養がなさそうな床土の改善が不可欠です。芝生を一度剥がして、その下の床土を栄養のよいものに入れ替えて、新しい芝生に張り替えるのが確実なのかもしれませんが、10年以上共にに歩んできた芝生を安易に新しいものに替えたくはありませんので、芝生育成の作業を実施することにより、張り替えることなく状態を改善していきます。

2.芝生へのコアリングとその効果

芝生育成の作業の中で、芝生を張り替えずに少しずつ床土を入れ替えていくお手入れが”コアリング”です。

コアリングは、古くなった芝生と床土を、直径2cm高さ10cmくらいの円柱状の塊として切り出して、そこに新しい土(目土)を入れる作業です。(図はコアリングで新しい土を入れた状態です。)

やせ細って固くなった土壌に穴を開けて通気性を良くするとともに、芝を根切りをして根の成長を促し、さらに目土を入れることで芝生の土壌が少しずつ新しい土壌に入れ換わっていくという、我が家の芝生にはうってつけの作業となります。

芝生が本格的に成長していく前のこの時期にコアリングを実施して、少しでも床土の状態を整えておこうと思います。

道具はどのようなものが良いのか?あまりわかりませんでしたが、下記のようなガーデンパンチと呼ばれる製品を購入して作業してます。(プレートを踏んで刃を芝生に挿すことで、両脇の刃でコアリングし、同時に真ん中の刃で根切りをすることができます。)

実際に作業をしてみると芝生の下地に石、もしくは固まった粘土などがゴロゴロあって、道具が奥まで刺さらない箇所が多々ありますが、少しずつ土が入れ替えられれば環境はだんだん良くなるはず!と信じて作業を続けています。

3.我が家の芝生の雑草-アカカタバミ

我が家の庭は、メジャーな雑草のほとんどがもりもりと生えてくるようなお庭なので、今までも雑草取りだけは定期的に実施してきました。一時期、娘の草遊び用にシロツメクサを意図的に残しておいた時期がありましたが、娘も大きくなり、今ではすべて抜いて根絶してます。(その時できた大きな”ハゲ”も完治しました。)

アカカタバミ

そんな我が家の雑草除去ライフの中で、今まで一番頭を悩ませて来たのはカタバミ類です。特にアカカタバミとの格闘が続いています。

気が付いたた時にその都度、根っこごと抜くようにしていますが、カタバミ類は地面を這うように茎をのばして広がるので芝生と絡んでしまっています。さらに根っこもかなり深くまで張っているので、抜き切るのが非常に困難でした。

また、抜く際に芝生の根っこも痛めてしまいますので、確実に根っこが除去できて、かつ芝生を傷めないような除去方法がないか?というのが、私の長年の課題でした。

4.コアリングによるカタバミ除去

アカカタバミの茎をほぐす

そこで今回はコアリングで土を入れ替えるのを利用して、カタバミを根っこごと取り除いていきます。(皆さん当たり前のように実施している作業かもしれませんが…初心者が初心者なりに思い付いた喜びをご理解くださいww)

まず、上写真のようなカタバミを発見したら周囲に伸ばしている茎を(芝生を傷めない程度に)ほどいて、その株のメインとなっている根っこの位置を特定します。

アカカタバミを狙ったコアリング

カタバミの根っこの位置が特定出来たら、その根っこを狙ってコアリングし、カタバミを根ごと除去します。(写真の抜いた塊の中心にカタバミがあります)

最後にカタバミの根っこが残ってないか?確認して、残っていれば(手作業で)除去して完了です!

コアリングをするのであれば、その除去する土と一緒にカタバミも除去して、芝を傷めることなく完全に除去してしまおうぜ!という発想ですね。広いお庭ではそのような作業をいちいち実施するのは大変と思いますが、我が家のような狭いお庭ではかなり有効なカタバミ対策になると期待しています。

・カタバミ除去作業を終えての感想

コアリング後の芝生

高密度で健康な芝生が青々と茂っている諸先輩方の芝生では、カタバミなんてものが繁殖する余地がそもそもないのかもしれませんが、今の我が家の芝生環境では、即効性のある対処が必要な状況です。しばらくは、今回のコアリングを生かしたカタバミ除去を実施して効果を確認していきたいと思います。

長きネグレクトを経て、遅ればせながら昨秋から開始した「育芝」の結果がいつ頃に出始めるか?わかりませんが、少なくともネグレクトだった日々よりは健康な芝生になっていくと信じてます。

状況は随時UPしていきたいと思いますので、今後の経過を見守っていただいて、間違っていることがあればご指導いただけると幸いです。(上写真のようにコアリングで除去した土って、犬のウ〇コみたいですよねww)

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