【芝生】バリカンによる芝刈りと肥料の散布 -5月のお手入れ

バリカンによる芝刈りと肥料の散布 5月の芝生お手入れ

10年以上放置していた我が家の芝生。3月頭に低刈りを実施していますが、5月も半ばとなって新芽がだいぶ伸びて青々としてきました。今回は、伸びた新芽の芝刈りを実施するとともに、更なる成長を促すための肥料を散布していきます。下記リンクにて動画も公開していますので、興味がある方のご視聴をお願いします。【芝生】10年放置した芝生を再生する #2(今年の芝生への各種作業を定期的に動画にしています。)

1.芝生の新芽-5月の成長状況

5月の芝生 新芽が伸びで青々した外観に

5月も半ばとなり、3月に低刈りした我が家の芝生も新芽が伸びて青々としてきました。(1枚目)

芝生のハゲた部分に伸びるランナー

弱ってしまった芝生たちを目覚めさせる目的で実施した、昨年晩秋の処置でハゲてしまった部分も、ランナーが伸びて復活の兆しが見えてきています。(2枚目)

3月末の芝生の状態 コアリング実施前

3月末にコアリングを実施した時の写真(3枚目)と比べても、違いは一目瞭然。順調な成長を見せてくれていますね。

2.芝刈りと肥料散布の目的

しっかりとした成長を見せてくれている我が家の芝生ですが、全体的な密度はまだまだ低く、目指している”寝転がって気持ちいい芝生”には程遠いです。芝の密度を上げるためには、芝生の「生長点」である芝生の葉先をカットし、芝生が新たな葉を作って密度を上げて成長していくよう促してやる必要があります。よって、密度の高い美しい芝生に仕上げるためには、定期的な芝刈りが欠かせません。

また、芝刈りによって芝生の葉先をカットする作業は芝生にとっては大きなストレスとなる作業です。(折角頑張って成長させた葉の先を切られてしまうのですから、芝生にしてみればたまったものではありませんね。)そこで、芝刈りをした後に更なる成長をしてもらうために、肥料を散布して芝生の更なる成長と密度向上を図っていきます。ただし、肥料のやりすぎは肥料焼けを起こして芝生を枯らせてしまうことになりますので、注意しましょう。(我が家の芝生は床土が極めて痩せているので、多少の肥料散布ではやり過ぎにはならないと思っています。)

3.電動バリカンでの芝刈り-リョービ製 AB-1620

芝刈りを実施する前に、まず雑草取りを実施します。5月になれば、芝の成長とともに雑草も成長してきます。芝の密度の低い我が家の芝生では、雑草が根を張れる”空き地”がたくさんありますので雑草も非常に多いです。雑草取りは地味だし、雑にやると芝生にダメージを与えてしまうので、出来れば省略したい作業ですが、芝の密度を上げることができれば、日々の雑草取りも少なくなると信じて頑張ります。

私が芝刈りに使用している道具はリョービ製のバリカン式芝刈り機”AB-1620”です。皆さんが芝生の”際”を刈るときに使用するものですね。私も本当はロータリー式やリール式の芝刈り機が欲しいのですが、今はまだ芝生がかなり凸凹で葉が地面に寝そべっている部分が多いので、芝刈り機の購入はもっと芝生が綺麗になってきたら検討していきたいと思います。

リョービ製バリカンAB-1620の芝生刈り高さ調整目盛り

このリョービ製のバリカンはコード式になりますが、10mの延長コードが同梱されていて大変お得です。(リョービさん製品はお得なものが多いです。)芝刈りの高さは、写真の目盛りを合わせることで、15mm、20mm、25mmの3段階に設定できます。また、刃の周りにオレンジ色のカバーがついていて、壁際などを刈っても刃が壁に当たらない構造になっていて安全性も高いです。ただ、コード式なので延長コードをバリカンで切ってしまうことのないよう注意する必要があります。

芝生のサッチング用レーキ 熊手

我が家の芝生は密度が低いので、人が歩いて踏みつけることが多い部分の芝生は、根が張っている箇所を中心として、葉が放射状に生えています。つまり、葉先がいろいろな方向を向いて地面に沿って寝ていますので、葉先を起こして芝刈りをしないと芝生がカットできません。なので、まずはサッチングに使用するレーキ(金属製の熊手)を用いて葉先を起こして芝刈りをします。葉先を起こした状態で、葉先の方向に逆らってバリカンを入れることによって、やっと芝生の葉先を切ることができるようになります。(芝生の密度が高くて、葉先がすべてお日様を向いてくれているような状態のよい芝生では、葉先を起こすような作業は不要です)

リョービ製AB-1620での芝生の刈り方

また、バリカンは出来るだけ地面に水平になるよう芝生の上を滑らせて刈っていきます。芝がうまく刈れない場合、バリカンの刃を地面に対して斜めに当てて刈りたくなりますが、そうすると芝刈り後の高さが設定以下になって、軸刈り(*1)と呼ばれる状態になってしまうので注意です。(逆に、敢えて斜めに当てて短く刈ることもできます。)

*1:軸刈り…芝生の葉の緑色部分を大部分刈ってしまうことにより、芝生が(緑色の部分をほとんど持たない)軸だけになるような芝生の刈り方。芝生が光合成できない状態になるため、芝生に対するダメージが大きい。

バリカンでの作業はリール式のように立ったままではできませんので、体力的にはきつい作業ですが、我が家のような面積の大きくない芝生においては、まあ何とか頑張れる作業です。バリカンはリール式芝刈り機などを購入した後も、際の芝生カットに重宝しますので、私のような芝生初心者が最初に購入するのには適した製品だと思います。

芝生の障害物周りをカットする剪定バサミ

写真のように、グリーンカーテン用のネットが張られていてバリカンが入れられないような箇所は小さめの剪定バサミを使用して手作業でカットしています。ネットを外した方が早いのでは?という意見もあると思いますが、この辺は性格が出る部分ですね。(笑)

写真の剪定バサミはかなり前から使用している私の相棒です。(少なくとも7-8年は使用しています。)切れ味がそれほど良くないので、一定量の芝生を手で束ねて、芝生がピンと張った状態でカットしています。一緒に指を切るとかなり痛いでので注意して作業します。(今まで何度もやっています。学習しないです。)

4.芝生への肥料の散布

芝生用細粒肥料 まきやすい!芝生の肥料

芝刈りが完了したら、今後の成長を促すための肥料を撒いていきます。私が購入したのは細粒仕様の肥料です。においもないので、手で握ってパラパラと撒くことができます。(袋にも「まきやすい!」って書かれていますね。)

芝生界の先輩方の動画などを見ていくと、鶏糞が良いとか、目土に混ぜた方がよいとか、いろいろなご意見があります。この辺はいろいろな方のご意見を拝見させていただいて、どんなやり方が良いか?今後考えていきたいと思います。(少しずつお勉強していきます。)

肥料が撒けたら全体を散水して本日の作業は終了です。効果のほどはわかりませんが、散水することで肥料が溶けて、広範囲にむらなく肥料が行きわたるようになる気がしてます。(結果、肥料焼けの発生も防止できるかと)

・芝刈り&肥料散布を終えての感想

去年までの放置状態での芝刈りは、葉先が伸びてボーボーになって見た目が悪くなったエリアだけをカットするというものでしたので、踏まれて寝ている芝生の処理は適当でした。(結果、寝そべった芝生が折り重なって状態がどんどん悪くなっていました。)今年からは、葉先が寝ている部分は起こした状態で葉先を確実にカットし、芝の密度を上げていくことを意識して芝刈りしていきたいと思います。今までよりも芝刈りに時間がかかってしまうと思いますが、その効果を本ブログでも紹介できるよう頑張っていきます。

障害物周りの芝生 カット後の様子

でもやはり、一番面倒なのはネットの周りなど、バリカンを入れることができない部分の処理ですね。今回も手作業で綺麗にカットしましたが、いつか作業が雑になってネットごとカットしてしまいそうな気がしてます。この辺の作業効率化も今後の課題として考えていきたいと思っています。

例年の芝生がどんな成長カーブを描いていたのか記憶が定かではないですか、今年はいつもより順調に育ってきているのは間違いないと思います。ただし、芝生の床土は全体的にまだまだ固いです。この辺は頻繁にコアリングしていくことで土を柔らかくするしかないと思っていますので、サボることなく頑張っていきたいと思います。

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