【DIY】間柱を切り欠き本棚を壁内に埋め込む-廊下スペースの拡張

間柱を切り欠いて本棚を壁内に埋め込み廊下スペースを拡張するDIY

寝室に向かう狭い廊下に本棚が設置されていますが、通行の邪魔になっているだけでなく、本棚前のスペースが狭く本を取り出しにくい状態でした。そこで今回は、本棚裏面の壁内の間柱を切り欠き、本棚の一部を壁内に埋め込んで廊下スペースを拡張しました。家屋の強度に影響する柱を避けて施工していおり、下記リンクで動画も公開していますので、皆様のDIYのご参考になれば嬉しいです。【DIY】#22 壁内の間柱を切り欠いて本棚を壁内に埋め込む!

1.廊下に置かれた本棚が邪魔、且つ使いにくい

置かれた本棚により通行スペースが狭くなった廊下は本棚前のスペースが小さくて本も取り出しにくい

写真は私の寝室に向かう廊下に置かれた本棚です。元々は息子の部屋に置かれていたものですが、息子が自分の部屋にベッドや電子ドラムなどを置いて手狭になり、置き場所がなくなって廊下に押し出されました。

状態は見ての通りで、壁からの出っ張り量は30cm。廊下としてのスペースは48cmという状況です。奥の寝室を使用しているのは、現状では私だけになっていますので、他の家族にとっては何の影響もないですが、荷物を持って寝室に移動する時などは、本棚が非常に邪魔です。

本来であれば、どこか他の場所にこの本棚を移動させたいところですが、他の部屋も年々荷物が増え続けており、この本棚を移動できるような場所がありません。

移動式の棚があり2列分の本が入ることで収納性が高い本棚

本棚は、手前にスライドできる棚が2個あり、本が2列に収納できる構造になっています。本が大量に収納できる優秀な本棚ですので、撤去してしまうのはちょっともったいないですね。

しかしながら、本を読もうと本棚の前にしゃがんで本を選ぼうにも、本棚前のスペースが狭くて選びにくいという問題もあります。本棚としての使い勝手も悪いので、何とかこの状況を改善していきたいと思います。

2.本棚を壁内に埋め込み廊下スペースを拡張

現状の設置場所で本棚を活用しつつ、廊下のスペースを拡張させるには、本棚を壁内側に埋め込んでしまうしかありません。そこで今回は、本棚裏の壁の石膏ボードを撤去して、更にその奥の間柱を切り欠き、出来たスペースに本棚を埋め込むという工事を行っていきます。

しかしながら、壁の反対側の部屋(子供部屋)のことを考えると、間柱を完全に除去することはできませんので、切り欠ける間柱の量は、せいぜい全体の半分程度でしょう。そもそもの壁の厚みが15cm弱ぐらいしかないことを考えると、本棚を壁に入り込ませることが出来る量はどう頑張っても7cmくらいです。これから行う工事の手間や労力とを天秤にかけると、効果はかなり小さいと言わざるを得ません。

本棚周りに新しい棚を追加した後の全体配置完成図

そこで今回は、本棚を壁に収納する工事だけでなく、その上に新しい棚を作成して、収納スペースを追加する施工も併せて実施していきます。

本棚に対する新しい棚の形状は概ね図のような想定です。支柱を2×4材とし、棚板は以前の記事【DIY】ベッドサイドに充電用電源とLED照明付きの棚を作成するにて、ベッドサイド用棚の天板に使用した、カインズさんのカフェ板を使用します。棚の段数は3段とし、私の寝室で溢れかえった荷物を、新しい棚に移動させます。

なお、新しい棚の棚板に20cm幅のカフェ板を使用しますので、少なくとも新しい棚は壁から20cm出っ張ります。現状の本棚の壁からの出っ張り量は前述のとおり30cmですので、本棚が10cm壁内に入れば面一になる寸法関係になりますね。しかしながら、新しい棚の下で本棚が更に多少出っ張っていても気にならない気がします。本棚を”最低5cm”は壁内に埋め込むことを目標に施工していきます。

3.壁内の間柱(筋交い)位置の確認

本棚を壁内に埋め込んでいくためには、まずは壁の石膏ボードを切断していく必要がありますが、その前に壁内の間柱がどのように配置されているか?をしっかり調べます。

壁内の間柱や筋交いの位置は壁裏センサで位置を確認する

使用する道具は壁裏センサーです。壁裏センサーを壁に当て、側面のスイッチを押すと測定が開始されます。それを横にスライドさせていくと、壁の中に何かがある位置でセンサーが反応し、LEDが点灯(ゲージが上昇)して「ピー音」がなります。

この動作を何度も繰り返し、反応があった箇所にマーキングをしていきます。私がマーキングに使用しているのはマスキングテープなどのテープ類です。

テープ類でマーキングする際の注意点としては、間柱端面とテープ端面を合わせるのは当たり前ですが、テープを間柱側に貼るのか?それとも空間側に貼るのか?自分の中で決めておくことが重要です。そのルールを決めておかないと、後で「あれ?」となりますので、事前に自分なりのルールを決めてマーキングしてください。(私は間柱側にテープを貼っています。)

壁裏センサーにて、間柱位置を確認した結果は下図の通りです。

壁裏センサーで確認した本棚裏壁内の間柱と筋交いの位置

間柱は、壁となる石膏ボードを固定するために配置する柱で、家屋の強度には寄与しません。よって、壁を撤去する場合などには、抜いてしまってもよい柱です。

通常、間柱は30cm~40cmくらいの間隔で配置されますが、我が家では40cmくらいの間隔で配置されていました。この本棚の位置で本棚幅(90cm)分の間柱を切り欠く場合、3本の間柱を切り欠く必要があります。

しかしながら、ここで少々問題が発生しました。図を見てもらってもわかる通り、本棚を埋め込もうとする位置には、壁の中に斜めに配置される”筋交い”があることがわかりました。

筋交いは、柱の横方向の力を受けて家屋の強度を担う柱になりますので、基本的に抜くことはできません。多少切り欠くくらいであれば、大勢に影響はない気もしますが…基本的に筋交いに加工を加えるのは得策ではありません。(本棚を設置する位置を移動させた方がよいです。)

4.本棚を壁内に埋め込む位置の再考

壁内の間柱は家屋の強度に寄与しないが筋交いは構造的な柱の横方向の力を受けているので、埋め込む本棚を筋交い位置からずらして配置する

筋交いに加工を加えることなく壁内に埋め込みできる位置を再考した結果、本棚の設置位置を図のとおりとしました。

本棚の設置位置を矢印方向(図中左側)に移動させ、筋交いと重ならない位置にします。結果として、切り欠き加工する間柱も3本→2本に減らすことが出来ます。

しかしながら、ここでもう一つ問題が発覚しました。壁内に埋め込む本棚の上には、新しい棚を作成して設置する予定になっていますが、本棚を矢印方向(左側)に移動させた場合は、新しい棚と廊下照明用のスイッチが重なってしまいます。

本棚上に新しい棚を設置した場合に廊下照明用スイッチと棚が重なってしまうのでスイッチ位置を移動させる

そこで今回は、廊下照明用のスイッチ位置も矢印方向(図中左側)に移動させて、新しい棚と重ならないようにしていきます。

追加の作業にはなってしまいますが、こんな時のために電気工事士の資格を取得したと言っても過言ではありません。本棚の埋め込み作業と一緒に施工してしまいます。(家庭用電源ケーブルの接続には電工工事士2種の資格が必要です。)

以上で、これから施工する内容が決定しました。以降では、実際の施工内容を説明していきます。

5.廊下照明用スイッチの移設工事 *詳細別途

まずは簡単に施工できる廊下照明用スイッチの移設から施工していきます。しかしながら、その施工を本記事内で説明すると記事が長くなりすぎてしまうので、【DIY】廊下照明用のスイッチ移設工事-壁の穴もしっかり修復!にて別記事としてまとめました。元の穴を復元する工事も実施していますのでご参考にしてみてください。

廊下照明用のスイッチ移設工事の施工内容は下記のとおりです。

  1. 元のスイッチを分解して、ケーブル接続を取り外す
  2. 移設する位置の壁面に新しい穴を開けてケーブルを通し直す
  3. 移設する位置でスイッチにケーブルを再接続して組み立てる
  4. 元々スイッチがあった場所の穴を埋める。
  5. 穴を埋めた位置に壁紙を貼る

6.壁に本棚を埋め込むための穴を開ける

スイッチが移設出来たら、壁(石膏ボード)に本棚を埋め込むための穴を開けていきます。

6.1 壁内の筋交い位置を確認する

壁内の筋交いの位置を正確に把握するために、まずは筋交い付近の壁に局所的な穴を開ける

本棚を埋め込むための穴を開けていく前に、まずは壁裏センサーで検出した筋交い位置が、実際の位置とズレていないか?を確認しておきます。

筋交いに近い右上部分にマルチツールで適当な穴を開け、中に通っている筋交い位置を確認します。

結果としては、壁裏センサーで検出した位置が概ね合っていることが確認できました。(壁裏センサーは優秀ですね。)

筋交いの位置が確認出来たら、本棚右上が筋交いに被らないギリギリの位置になるように穴を広げていきます。ギリギリまで穴が開いたら本棚の右上位置は決定です。本棚全体を埋め込むために、開ける必要がある範囲をマーキングしていきます。

6.2 壁に本棚を埋め込む穴を開ける

石膏ボードと間柱がねじ止めされている箇所を避けて石膏ボードに穴を開ける

石膏ボードは間柱にネジで固定されていますので、まずはネジ固定されていない範囲=間柱がない範囲(図の黄色の部分)をマルチツールでくりぬいていきます。

開ける穴の端面は後で現物合わせで微調整しますので、この時に開ける穴は実際に必要な穴よりも少し小さめで開けておくとよいと思います。

また、石膏ボードの下端には、床板との隙間をしっかり埋めるための”巾木”と呼ばれる樹脂製の部品が配置されています。巾木は石膏ボードにピンと接着剤で固定されていて、剥がすことが難しいため、まずは巾木以外の部分を取り除きました。(巾木部は別途取り外します。)

石膏ボードと間柱が固定されている部分を破壊してネジを除去する

間柱以外の箇所に穴を開けることが出来たら間柱に固定されている部分も取り除いていきます。

本来であれば、壁紙を剥がして間柱に固定しているネジ位置を探し、そのネジを外して石膏ボードを除去していきますが、O型の私は無理やり破壊してしまいました。(ネジは後から取り除きました。)

間柱部分の石膏ボードが取り外せたら、下端の巾木部分についても両端をマルチツールで切断して、取り除いていきます。

巾木は前述のとおり、ピンと接着剤で固定されていますので、石膏ボードの裏側には、細いピンが飛び出しています。巾木部分を取り外す際に、ピンが手などに刺さらないよう注意してください。

6.3 壁に開けた穴を本棚に合わせて微調整する

全体的な穴を開けたら、本棚を開けた穴に当てて、穴形状を微調整していきます。

この作業が意外と面倒ですが、仕上がりにかかわる重要な部分ですので、本棚を合わせながらしっかり調整していきます。

また、石膏ボードの端面がむき出しになっていると白い粉が出てきてしまうので、後ほど壁紙を貼って保護します。開ける穴は壁紙分が入るくらいの、若干の余裕を設けておきます。

石膏ボードに穴を開けて壁に埋め込んだ本棚の出っ張り量は、穴を開ける前に比べて2cm小さくなった

壁穴の微調整が完了したら、本棚を嵌め込んで、壁からの出っ張り量を測定してみます。測定結果は、28cmです。施工前の出っ張り量が30cmでしたので、この時点で「巾木の厚み+石膏ボードの厚み」分となる2cmの出っ張りが削減できました。

7.壁内に本棚を入れる部分の間柱を切り欠く

続いて、壁内の間柱を切り欠いていきます。

本棚を壁に埋め込むためにお間柱を切り欠く寸法を確認する

間柱の幅(奥行)は10cmほどです。裏面側には子供部屋の石膏ボードが固定されているので、その強度を確保することも考慮して切り欠いていく必要があります。

強度的には、子供部屋の石膏ボードを固定しているネジ長さ分の間柱を残しておけば問題ななさそうですが、今回は多少強度的な余裕も見て、切り欠き量4cmで加工していきます。(間柱として残る幅は6cmです。)

上記の設定で施工すると、施工後の本棚の出っ張り量は施工前-6cm(2cm+4cm)です。廊下としての通行スペースが6cm大きくなれば、それなりの効果が期待できるはずです。

また、最終的に本棚が壁から出っ張る量は、30-6=24cmになります。本棚上に作成する新しい棚の棚板幅が20cmなので、そこから4cm出っ張る設計になりますが、まあ、いい感じに仕上がるのではないでしょうか?

本棚を壁内に埋め込むためにドリルで穴を開けた箇所を起点に間柱を切り欠いていく

間柱の切り欠き加工は、中央付近にドリルで穴を開け、そこを起点にして上下それぞれの方向に、ジグソーを使用してカットしていきます。(先日のDIYでジグソーの存在を思い出してから、頻繁に使用するようなりました。)

しかしながら、普段はSPF材などの柔らかい材料ばかりを加工している私のようなDIY師には、この間柱がとても固く感じます。ジグソーを使用すれば簡単にカットできると思っていましたが、刃が少しずつしか進まないので、切断するのはかなりの重労働でした。

上下をある程度までジグソーで加工したら、上下端はマルチツールや手ノコでカットして仕上げていきます。

また、下端は床板にコースレッドで固定されているので、切断した部分を左右に動かして無理やり外しました。

8.壁に開けた穴の端面に壁紙を貼る

間柱が切り欠けたら、壁に開けた穴の端面に壁紙を貼っていきます。

貼り付ける壁紙は、新築時に使用した壁紙の余りを使用します。(余った壁紙が屋根裏部屋に格納されていました。)ちょうど、リビングの壁の上端にアクセントとして使用されていた幅10cm程のロール状の壁紙があったので、それを下記接着剤とゴムベラを使用して貼っていきます。

本棚を壁内に埋め込むために石膏ボードに開けた穴の端面に壁紙を巻き付けて化粧し、白い粉が出てくるのを防止する

石膏ボード端面に、裏面にのりを付けた壁紙を貼りつけて巻き付けていきます。

しっかり巻き付けることが出来たら、ゴムベラを使用して、壁紙の中の空気をしっかり抜いて固定します。

この作業を穴端面(3辺)すべてに対して行い、切断した石膏ボード端面を化粧すると同時に、石膏ボード端面から白い粉が出てくるのを防止しました。

壁紙を貼ると、壁紙の厚み分だけ穴が小さくなりますので、壁紙を貼った状態で本棚が入るか?を再度確認し、問題なければ養生して、のりをしっかり乾燥させて固定させます。

9.壁に開けた穴の端面を補強する

続いて、壁に開けた穴の端面を補強していきます。

今回は穴を間柱から離れた位置で開けたので、石膏ボードの穴端面は、間柱に固定されて”片持ち”の状態になっています。壁側から押されると石膏ボードが割れてしまう可能性が、内側に補強を入れて強度UPしておきます。

本棚を壁内に埋め込むために石膏ボードに開けた穴を補強するため、裏側から木材を当てて筋交いと床板にねじ止めする

使用する補強材には、先ほど切り欠いた間柱の端材を使用しました。向かって右側については、端材の上端を筋交いの配置角度とぴったり合うよう切断し、石膏ボードとぴったり合わせた状態で、上端を筋交いに、下端を床材にネジ固定して補強しました。

向かって左側については、上端側に固定する柱がありません。他の材料を更に組み合わせて、しっかり補強することも考えましたが、次項の”断熱材”と組み合わせた補強にすることとしました。取り急ぎは端材の下端のみを床板にねじ止めしておきます。(断熱材での補強方法については次項で説明します。)

穴の上側については、片持ちになっているわけではないので、強度的にはそのままでも問題なさそうですが、次の作業で断熱材を配置するので、その断熱材を補強の代わりとします。

10.壁内に出来る隙間の断熱対策

壁の中は屋根裏とつながっているので、夏は熱気が、冬は冷気が入ってきます。(冬にコンセントの工事をすると壁内に冷気が入ってくることを実感できます。)本棚を入れれば一応は本棚で熱気・冷気はある程度ブロックできますが、開けた穴と本棚間には多少の隙間が発生してしまいますので完全に断熱することができません。

そこで今回は、屋根裏からの熱気・冷気を断熱する方法として、穴を開けた部分の壁との隙間をスタイロフォームで埋めていきます。

本棚を壁内に埋め込むために開けた穴の内部はスタイロフォームで隙間を埋めて断熱し隙間風を防止する

穴の向かって右側は、木材で完全補強したのでその隙間をスタイロフォームで埋めます。

左側については、補強材料を下側だけ固定したので、補強材料と壁材との隙間をスタイロフォームで埋めて、補強として代用しました。(補強が何もない状態と比較すると、かなりの効果があるはずです。)

穴の上側についても左端同様、隙間をスタイロフォームで埋めることで断熱するとともに、補強として代用しました。

これで壁内からのすきま風対策はばっちりです。(以上ですべての施工が完了しました。)

11.本棚を壁に入れて仕上がりを確認する

本棚を壁内に埋め込んだ後の出っ張り量は埋め込む前と比較して6cm削減できた

すべての施工が完了したら、本棚を穴に埋め込んで仕上がりを確認します。

結果、壁内に埋め込んだ状態での壁からの出っ張り量は、24cmとなり、元々の状態から6cmを削減することが出来ました。元々の削減目標を「5cm以上」としていたので、結果としてはなんとか合格ですね。

穴端面に貼り付けた壁紙については、表面に凹凸のある元の壁紙の上に、新たな壁紙を重ね貼りしてしまったので、表面が少しうねって見えますが、新しい棚で隠れてしまう場所なので良しとしましょう。

本棚を壁内に埋め込んだ時の床側の外観は巾木といい感じに同化して違和感がない

床面の巾木との合わせ面も、違和感なく仕上げることが出来ました。本棚が壁に”in”している感じがしっかり分かっていい感じですね。(新しい棚で隠れてしまいますが。)

肝心の通行の邪魔になる感じが解消できたか?については、拡張できたスペースはたかが6cmになりますが、空間としての6cmは結構影響が大きいです。通行してみた感覚としてはかなり”すっきり”する仕上がりとなりました。(今までが邪魔だっただけに、かなり改善された印象です。)

総じて、仕上がりとしては合格です。すぐに新しい棚の作成に取り掛かるとともに、照明用スイッチの移設についての記事を早急に作成します!

間柱を切り欠いて本棚を壁内に埋め込んで廊下スペースが拡張された廊下は通行がしやすくなった

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