【情報】スキー道具を揃えよう!-スキーセットのお得な購入方法は?

スキーセットのお得な購入方法はスキーブーツを購入するところから

中学生になった娘が毎年楽しみにしているスキー。父さんと一緒に行ってくれるのはあと数年でしょう。今回は、娘が少しでも長く父さんと一緒にスキーに行ってくれるよう、娘のスキー道具を新調しました。インターネットでの購入や、中古屋さんでのUSED品の購入など、選択肢が色々とある中で、右近次的に最もリーズナブルだと考えるスキー道具の購入方法をまとめました。実際に購入した道具なども紹介していますので、皆様の道具購入のご参考になれば嬉しいです!

1.娘のスキー道具を揃えよう!

私が若いころは「私をスキーに連れてって」などの影響もありスキー全盛時代でした。(年齢がバレますね:笑)早朝に家を出て、朝一番から表面が凍っているバーンを滑り、一日中滑り倒して関越道の渋滞にはまりながら岐路についたものです。

その後、ブームは下火になりましたが、私は以降もスキーを細々と続けています。(頑固な私はスノーボードではなくスキーです♪)コロナになる前は、1回/年の恒例イベント的な感じで、家族を連れてスキーに行っていました。

コロナ禍が明けて、上の子は既に成人(18歳)を迎え、家族全員でスキーに行く感じではなくなってしまいましたが、中学生の娘は、まだ「ギリ」お父さんに付いて来てくれます。スキーも好きだと言っているので、娘との数少ないこの接点を何とか長く維持したい!というのが、お父さんの悲痛な思いです。(笑)

ただ、今年も娘を連れてスキーに行きたいと思っていますが…娘には自分のスキー道具がありません。年に1~2回であれば、レンタルすれば良いのですが…実は父さん。レンタルスキーのごちゃごちゃした受付が嫌いなんです。中学生になり、足のサイズもこれ以上大きくならなくなったと思いますので、ここは娘用のスキーセットを購入して、レンタルの手間をなくしてしまおうと思います。(そして、来年以降も娘とスキーに行く!という切実な願いをかなえます!!笑)

スキー道具の購入方法は、昔であれば「Alpen」、もしくは「Victoria」などに行くか、神田のスキー専門店で購入するくらいしか選択肢がなかったのですが、今では「インターネット」でもお得に購入できますし、中古品を「ネットオークション」や「OFF HOUSE」で購入することもできます。

そこで今回は、いろいろと検討して結論付けた、右近次的スキー道具のお得な購入方法をまとめてみます。

2.まずはスキーブーツを購入する

スキーをするために一番重要な道具は雪と接する「スキー板」ですが、「スキーブーツ」のサイズがわからないと、スキー板を購入する際の「ビンディング」の調整が出来ません。よって、スキー道具を「ゼロ」から揃える際に、真っ先に決めるべき道具は「スキーブーツ」です。

「スキーブーツ」は使用者と最も接触する道具で、足にジャストフィットする必要がありますが、ジャスト過ぎるとスキー中に足が痛くなるという繊細な道具です。最も慎重な選択が必要になります。

よって、右近次的に「スキーブーツ」の購入方法としておすすめするのは、圧倒的に店頭です。

店頭で実際に履いてみて、「サイズは足にジャストか?」そして「足に過度にあたる部分はないか?」などをしっかり確認した上で購入するのが重要になります。(店頭でサイズを確認して、ネットでお得に購入するという方法もありますが…右近次的には対応してくれる店員さんに申し訳ないので、その方法は選択肢から除外しました。)

スキーブーツを購入するために、私がまず訪れたのは、以前に息子のジュニア用スキー道具を購入させていただいた、家の近くの「ゼビオ(XEBIO)」さんです。ゼビオは我々世代でいうところの「Victoria」ですね。

しかしながら…店頭に行ってびっくり!近隣で最も大きなゼビオに行ったはずですが、スキー用品がほとんど置かれていません。店員さんに話を聞いてみると、コロナでスキーに行く人が減ったため、コロナ禍にはスキー用品を陳列するのをやめていたとのこと。今年は辛うじて陳列しているようですが、ラインナップを大幅に抑えて対応しているようでした。

ただ、そこの店員さんが非常に良い人で…「コロナ禍でも陳列をやめなかった店舗であれば、もっと売り場が大きいはず」と、ライバル店含めた現在の状況を丁寧に教えてくれました。

更に、娘の足のサイズも測定してくれて…本当に助かりました。娘の足は、幅がやや広めで、甲も少しだけ高い傾向にあるようです。スキーブーツを選ぶうえで、非常に重要な情報です。(本当に感謝です)

素敵な店員さんのおかげで、足のサイズも明確になりましたので、次は店員さんに教えてもらった「Sports DEPO」さんに向かいます。我々世代でいうところの「Alpen」ですね。

訪れたSports DEPOでは、シーズン終盤ということもあり、売り切れているものが多数ありましたが、XEBIOさんと比較すれば5倍くらいのラインナップです。

早速、XEBIOで確認した足のサイズを基に、娘に合うスキーブーツを探します。娘の技術レベルはボーゲンをマスターしたぐらいなので、それほど高級なものを購入する必要はありません。「オールラウンド」と呼ばれる「硬さ」の低めのものを購入すればよいでしょう。

「フレックス」とも呼ばれるブーツの「硬さ」については、硬い方がスキー板に力が伝達してスピードが出るため、上級者は100以上の値が必要となるようですが、娘のレベルであれば、70以下で十分です。

ただ、娘の足はやや幅広、甲高なので、「ラスト」と呼ばれる幅(ワイズ)が大きめのものから選んでいきます。デザインの良さそうなものから何個か試着した結果、購入したのは下記のブーツです。

「HEAD」の”EDGE LTY 70”です。フレックスは70、ラスト(ワイズ)は24.5cmサイズで98mmの設定です。脛(すね)のバックルが1個の商品もありましたが、ホールド性を重視して2個あるものを選びました。

これで、使用するスキーブーツが決まりました。次はスキー板を選んでいきます。

3.ビンディング付きスキー板を購入する

「スキーブーツ」が決定したら、そのサイズを基に「ビンディング」付きの「スキー板」を購入していきます。

スキー板は使用者と直接接触する部分はありませんので、使用者の身長、スキーブーツのサイズに合うものを購入すればOKです。よって、試着などはせずにインターネットでお得なものを購入することにしました。

「OFF HOUSE」さんなどで、ビンディングが調整出来るような中古品(USED品)を購入するのもOKですが、今回購入するのは、大事な娘が使用するスキー板です。「中古品」ではなく、より安全性が担保された「新品」を購入していきます。(自分用なら中古品で全然問題ないですね。)

購入するにあたっては、まずスキー板の「長さ」を決めます。我々が若かったころ(カービングでない時代)のスキー板は、身長+10cmくらいが良いと言われていましたが、最近では身長よりも短めのものが良いとされているようですね。

身長からどれだけ短くするか?は諸説あるようですが、一般的には、使用者の技術レベルに合わせて下記が基準となっているようです。娘の場合、身長-5cm~10cmを狙って購入する感じになりますね。

  • 初級者:身長-10cm
  • 中級者:身長-5cm
  • 上級者:=身長程度

そして、昔のスキー板は先端から末尾まで幅が変わらないものがほとんどでしたが、現在のカービングスキーは、先端と末尾の幅が中央部よりも広いデザインとなっています。

結果、先端から中央、そして末尾にかけてのラインが円弧状になり、その円弧半径=「ラディウス」の大きさが曲がりやすさに影響を与えるようになっています。(Rが小さい方が曲がりやすくなります。)従って、使用者の技術レベルに合わせた「ラディウス」のものを購入する必要があります。

初級者の場合は、「ラディウス」が大きくて小回りしやすいと言われている「R=10m~R=15m」のものを購入すれば概ね問題ないようなので、今回は下記のスキー板を購入することにしました。

購入したELAN製スキー板のサイズ(仕様詳細)は下記のとおりです。

  • スキー長さ:152cm
  • スキーの幅:先端128mm/中央80mm/末尾105mm
  • ラディウス:R=12.4m

これで、スキーブーツに続いてスキー板が選択できました。続いて、ビンディングの設定を行います。

4.ビンディングの設定を明確にする

続いては、通常、スキー板を購入するとセットでついてくるビンディングの設定です。

まずは、どんなビンディングを購入すれば良いか?ですが、上級者になれば色々とこだわりが出てくるのかもしれませんが、通常はスキー板を購入した時に、セットで付いてくるもので全く問題ないと思います。(今回はELANのスキー板を購入したので、ELAN製のビンディングが装着されていました。)

ただし、スキー板を店頭で購入する場合は、店頭でスキーブーツなどに合わせたビンディングの調整をしてもらえますが、ネット購入する場合は、ビンディングを調整するための情報をショップに伝えて、その情報を元に調整してもらう必要があります。(USED品を購入する場合は、自分で調整する必要がありますが、その辺の調整方法はまた別の機会に…)

ビンディングを取り付ける際に重要となるのは、使用するスキーブーツのソール長さです。通常はブーツの底面近くに印字されていますので、それをスキー板の購入店に伝えます。

今回購入したブーツには、写真のとおり「290mm」と印字されていました。この数値を基に、ビンディングの取り付け位置を調整してもらいます。

続いて、ビンディングの外れやすさ((解放値)などを設定するための、使用者の身長・体重・技術的なレベルなどの情報を伝えます。以下のリンクなどで設定すべき解放値などは確認できますが、初心者である娘の場合、設定すべき解放値は「4Nm」程度になるようです。(解放値のシミュレーションは以下のリンクを参照してみてください。https://www.goldwin.co.jp/binding_value.html

以上で購入時に必要な情報は確認できました。あとは、届いた商品にて、各設定値が伝えたとおりの仕様になっているか?を確認すればOKです。

まずはビンディングの固定位置です。ソールの長さ「290mm」に合わせて、写真のとおり「283mm~290mm」の位置にビンディングが装着されていました。

ビンディングの解放値(目盛りあり)も、前後ともに「4Nm」設定になっており、問題はなさそうです。

実際にスキーブーツを装着した感じも問題ありませんでしたので、これでスキーブーツとスキー板(ビンディング付き)の準備は完了です。

5.ストックを購入する

最後に、ストックを購入します。

最近のスクールではストックを使わないスキーを教えられるみたいですが、昔からスキーをしている我々には、ストックがないとターンのタイミングがわからなくなります。娘にスキーを教える父さんがストックを使用したスキーしかできないのであれば、娘にもストックを(強制的に)使ってもらうしかありませんね。(笑)

ストックの長さは、身長の68%の長さが基準になると言われているようです。(基準が細かいですね)

上級者はそこから少し(2~3cm)短めに、初級者はそこから少し(2~3cm)長めに設定するのが良いとのことなので、娘に購入するストックは「110cm」としました。

材質はカーボンなど高価なものもあるようですが、ストックは使用中に曲がったりしてしまうものなので、安価なアルミ製のもので十分です。

結果、今回は下記のものをインターネットで購入しました。

その他、スキーウェアやグローブ、ゴーグルなどは、既に昨シーズンに購入済なので、これでスキーの準備は完了しました!(新品をリーズナブルな価格で揃えることが出来ました。)今シーズンもそろそろ終盤です。ここからなんとか2回くらいは滑りに行きたいところですね♪

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