新たに購入した中古車に頑固に付着していた雨ジミ(雨染み)を除去すべく、これまでいろいろと施工を繰り返してきましたが、手磨きでは取り除けない雨ジミであることを悟りました。そこで今回は、雨ジミが除去出来次第、施工しようと考えていた”ガラスコーティング”を施工していきます。選択したのは、施工がとても簡単と評判の日本ライティングさんのシラザン50です。果たして、わが愛車をピカピカに生まれ変わらせることが出来たでしょうか?下記リンクにて動画も公開していますので、皆様のご参考になれば嬉しいです。【車-カーケア】#18 スプレー式のガラスコーティング剤 シラザン50を施工する!-忖度なしの施工レビュー!
目次
1.車のボディーに焼き付いた雨ジミ(雨染み)
私が現在乗っている愛車は、インターネットの写真をみて購入したのですが、洗車していない状態で納車された車を磨いてみると、ボンネットとルーフには結構な雨ジミ(雨染み)が…(明らかに写真ではわからないようにされていた大きめの傷もありましたので、ヤフオクなども含めて、金輪際、大〇府の業者とは取引しないことを誓いました。)
しかしながら、購入した愛車に罪はありません。それから1年と3か月、愛情を注いでいろいろな方法で雨ジミ除去にトライしてきました。
まずは第1弾として、水アカを強力に落としてくれると評判のVoodoo Ride SILQでの除去にトライしました。(トライの様子は、過去記事【車-カーケア】ボディーの雨ジミ(雨染み)除去①-SILQ編をご参照ください。)
続いて第2弾では、お気に入りの下地処理材であるSPIRITクリーナーでの除去にトライしています。(トライの様子は、過去記事 【車-カーケア】ボディーの雨ジミ(雨染み)除去②-SPIRIT編をご参照ください。)
更に第3弾では、磨き系でダメならケミカル系で!ということで、水系塗料の輸入車には使用できないと言われているリンレイ 水アカスポットクリーナーでの除去にもトライしました。(トライの様子は、過去記事【車-カーケア】ボディーの雨ジミ(雨染み)除去③-リンレイ編をご参照ください。)
そして、先日の第4弾では粒径以上の磨き力があると評判の3M製のコンパウンド”ハード1-L 5982”、及び”ハード2-L 5982”での除去にトライしました。(トライの様子は過去記事【車-カーケア】ボディーの雨ジミ(雨染み)除去④-コンパウンド編をご参照ください。)
しかしながら、いずれも頑固な雨ジミを除去するまでには至らず、我が愛車に付着した雨ジミは塗装に焼き付いたもので、手磨きでは除去できないものと結論に達し、除去せずにこのまま付き合っていくことを決断しました。
2.ボディーを保護するガラスコーティング
色々とトライしても除去できなかった我が愛車の雨染みですが、雨染みが除去出来たら施工したいと決めていたものがあります。それがボディーへの「ガラスコーティング」です。
しかも、前回のトライではコンパウンドを使用して雨ジミ除去にトライしました。結果的に、雨ジミを除去することは出来ませんでしたが、ボディーの表面をピカピカに仕上げることが出来ました。(磨き後の状態が写真の状態です。)
また、コンパウンドを使用したことで、ボディー表面を保護していたコーティングがすべて取り除かれて、クリア塗装も少し削られて薄くなっているはずです。ガラスコーティングを追加施工して、早急にボディーを保護していこうと思います。
3.日本ライティング シラザン50
コンパウンドで磨いて無防備になったボディーにどんなガラスコーティング剤を施工するか?ですが、最近Youtubeなどを見ていて気になっていたガラスコーティング剤がありました。それが下記です。
日本ライティング製のスプレー式ガラスコーティング剤、シラザン50です。
このシラザン50の特徴は下記のとおりです。(以下はメーカーHPの記載内容です)
- 本物のガラスコーティング剤である
- 桁違いの撥水能力
- 抜群の防汚性
- 深いツヤ
- 耐久性は3年以上
- スプレー式でムラが出にくく施工が簡単(作業時間30分)
- ガラスやプラスチック部品にも使用できる
本製品の一番の”売り”は、本物のガラスコーティング剤であることです。巷に流通しているガラスコーティング剤は、ガラス”系”のものが多いようですが、こちらのシラザン50はそれらとは一線を画した”正真正銘の”ガラスコーティング剤のなるとのことです。(基本的にプラスチック容器に入ったガラスコーティング剤は、ガラス”系”になるようです。)
コーティング剤としての性能としては、まず”桁違いの”撥水力があるとのこと。あまり自分でハードルを上げすぎるのもどうか思いますが、私の車は塗装が”ブラック”です。ボディ上に溜まった水滴が、確実に「滑水」してくれれば良いのですが、大きな水滴となって残ってしまうとイオンデポジット(雨ジミ)の発生につながります。その辺がどんな感じになるか?確認が必要ですね。
防汚性についても”抜群の”効果があるということです。表面が無機質のガラスになるため、鳥の糞などの有機質の汚れにも強いんだとか?こちらが本当であればすごくいいですね。施工後にしっかり確認していきたいと思います。
施工後のツヤは”深い”んだそうです。効果がわかるのは硬化後とのことなので、その辺をよく確認していきます。
耐久性は3年以上。もちろん、3年耐久を実現するにはメンテナンス材を施工してくださいというパターンですが、この辺は長い目で見守っていくしかないですね。
また、通常のガラスコーティング剤は、スポンジに付けて薄く延ばしていくものが多いですが、シラザン50の施工は、スプレー式で、ムラが出にくく簡単に施工できます。作業時間も大幅に削減でき、従来は2時間かかっていた作業が30分で終了できるようです。(本当であれば素晴らしいですね。)
そして、ボディーだけでなく、ガラスやブラスチック部品(無塗装樹脂部品)にも使用できます。でも、私の場合はガラスにはガラコ、無塗装樹脂部品にはSurLusterの黒ツヤ復活!を定期的に塗布しているのでボディーだけの使用でいいかな?
価格は私のSUV車では「Lサイズ」(容量60ml)になるとのことなので、定価¥11,000(税込み¥12,100)と結構なお値段です。(父さんの趣味に掛けるお金としては大金です。)しかしながら、2022年12月時点では、発売記念キャンペーンで10%引きになっていました。マイナポイントもチャージされたので、それを使って購入したいと思います。(ポイントで買うならいいか?!と購入に踏み切りました。)なお、この記事をまとめている2023年2月時点では、発売記念キャンペーンで20%引きだそうです。(なんそれ?by Zazy)
4.日本ライティング シラザン50 の内容物
購入したシラザン50が着荷したので、早速、内容物を確認していきます。(箱はとてもお金がかかった仕様になっていました。箱に印刷なんてなくていいので、もっと安くしてください。^^)
箱に入っていた内容物は下記です。
- シラザン50:A液(30ml)
- シラザン50:B液(30ml)
- 硬化促進剤
- 施工用スプレーボトル
- 脱脂シャンプー
- マイクロファイバークロス×2
- 手袋/マスク
- 取扱説明書/施工シール
コーティング剤はA液/B液の2種類をスプレーボトルの中に混ぜて使用する仕様のようです。混ぜると硬化が始まってしまうので、保存が出来ない使い切りのコーティング剤になります。
また、気温の低い時期(15℃以下)に使用するという「硬化促進剤」が同梱されていました。恐らく、発売後に「硬化が進まないジャマイカ!」というクレームがあり、急遽追加したものなのでしょうね。(ちょっと先行きが不安になります。)
脱脂シャンプーは20倍に薄めて使用します。シャンプーの容量が100mlなので、水1,900mlで薄めて使用する計算になります。
後はご覧のとおりです。基本的には、同梱したものだけで施工できるようになっています。
5.日本ライティング シラザン50 の施工
内容物が確認出来たら実際に施工していきます。前工程として、雨ジミ除去を目的としたコンパウンドを掛けているので、車は既にピカピカです。(雨ジミを完全に除去することは出来ませんでしたが、準備は万端です。)
まずは脱脂シャンプーを実施します。適当に2Lくらいの水を汲んで脱脂シャンプーをぶち込み、ボディーを洗っていきます。
一通り洗い終えたら、泡を洗い流してボディーの状態を確認してみます。写真は流水を掛けている写真になりますが、コンパウンドを掛けた効果もあり、今までの撥水効果がすべてリセットされて、完全な親水状態になりました。(前処理としてはいい感じです。)
シャンプーが終わったら、しっかり水気を落として施工の準備は完了です。(私はムササビクロスで水気を落としていますが、ブロワーがあると便利だなといつも思います。)水気をしっかり落としておかないと、施工時にシラザン50が白濁すると書かれていたので、水気はしっかり落とした方がよいです。
施工する車の準備が出来たら、シラザン50のA液とB液、そして硬化促進剤をスプレーボトルに入れてしっかり混ぜ合わせます。全て混ぜ合わせると、スプレーボトルに半分くらいの量になりました。
なお、シラザン50には作業用のゴム手袋が同梱されています。作業を始める際にはしっかり手袋を着用しましょう!(すっかり忘れて混ぜ合わせてしまいました。)
混ぜ合わせた液体がしっかり攪拌出来たら、マスクを装着してボディーに施工していきます。施工方法は、ボディーに直接スプレーしてクロスで拭き上げる、クロスにスプレーしてからボディーに塗布して拭き上げる、どちらでも良いようですが、まずは塗布効率を重視して、無駄の少ない「ボディーに直接スプレーする」方法を選択しました。
シラザン50を直接ボディーにスプレーして、1枚目のクロスで伸ばします。そして、それを2枚目のクロスで乾拭きして仕上げるという作業を繰り返します。
作業性としては、シラザン50の伸びが良く、少量のスプレーで広範囲に施工できる感じでとても楽です。吹きムラも全くと言っていいほど発生しないので、作業性はとてもよいと言って良いでしょう。(これで本当に施工できているのか?不安になるレベルです。)
ただし、スプレーで吹き付ける際の粒子が細かく、風が吹くと周囲に吹き飛んでしまいます。吸い込むと有害なのでマスクが同梱されているのだと思いますので、もう少し粗い粒子でスプレーできた方がすべてを車に吹き付けられて安心ですね。
作業性がとても良いこともあり、あっという間に一通りの施工が完了しました。…が、購入したLサイズの1/3の容量しか使用していません。(写真が1回目の施工が終了して余ったシラザン50です。)
あまりに勿体ないので、2回目の重ね塗りを実施しました。使用する分量は大体把握できたので、2回目はクロスに吹き付けて、ボディーへ塗布する方法に変更して施工していきます。
結果的には、クロスに吹き付けて使用した方が、溶剤が飛び散らなくて良かったですね。(作業者の健康にもよさそうです。)
なお、2回目を一通り施工しても、シラザン50が大分余ってしまったので、普段はあまり磨くことのない、写真のようなドアを開けた内側の面などにも施工しました。
それでも最終的には1/3程余ってしまいましたので、ガラスや無塗装樹脂に施工しない場合には「LサイズでSUV 3台分」くらい施工できそうです。
もちろん、硬化促進剤を足した影響もあるとは思いますが、冷静に考えると、硬化促進材を添加した分だけ溶剤濃度が薄くなっているはずです。結果、シラザン50を薄塗りしたという状態になっている気がするので、その辺はかなり残念ですね。(硬化促進剤を加えて混ぜるだけの対応は、なんかちょっと違う気がする。)
施工後の状態は写真のとおりです。前加工でピカピカに磨いているので、もちろん外観はピカピカですが、最終的な外観は硬化が完了したあとに実感できるとのことですので、まずはこのまま放置します。
なお、表面が硬化するのに要する時間は2時間です。その間は水に濡れてもダメだということなので、雨が降らないことを確認しながら施工する必要があります。
そして、こちらが2時間後です。施工直後と比較してツヤは変わらない?少し上がった?のかな?という感じですね。
ただ、一つ気が付いた点が…施工前に比べると、小傷が少し目立つようになった気がします。周りをピカピカにしたことで、そういう小さな不具合が目立つようになるのかもしれません。
この後、このシラザン50が完全硬化するには「1か月」を要するようです。洗車する場合は1週間後以降に、優しく水洗いしてくださいとのことなので、この完全硬化までの1か月は、洗車もせず、カバーもかけずに放置して、その防汚性能などを確認したいと思います。
6.日本ライティング シラザン50 施工-1か月後
シラザン50を施工して1か月が経過しました。その間、雨が降ったのは3回くらいでしょうか?さて、その防汚性能はどんか感じでしょうか?
写真が1か月後のボンネットの様子ですが…うーん。「抜群の防汚性」ってなに?という状態ですね。
まあ、撥水性のあるコーティングは残る水滴が大きくなってしまうので、その分汚れが付いてしまうのはわかるのですが…期待値とのギャップがかなりありますね。
1週間後でも、「優しく水洗い」などと書かれていたこともあって、出来るだけ刺激を与えないように放置しましたが…しっかり洗っておけばよかったと後悔しました。
拡大してみても、かなりの汚れが付着しています。施工前の状態でうっすら雨ジミが残ってはいましたが、この汚れが新たな雨ジミとなっている可能性も…そうなったらちょっと切ないですね。
いずれにしても、防汚性については「抜群の防汚性」と書かれていたので期待してしまいましたが、それほど高い防汚性能はないと思います。むしろ、撥水性のコーティングにつきものの、雨ジミがかなりついてしまう可能性が高い仕様になりますね。
続いては、撥水性能を確認していきます。
まずはボディー表面に着いた埃だけ水で洗い流して、その状態での撥水性能を確認しましょう。その結果が写真の状態です。
埃を洗い流しただけの状態では、撥水性はほとんど発揮できていません。むしろ、疎水や親水に近いレベルです。
続いて、洗車を実施して、撥水性能を確認していきます。
写真が洗車後の撥水の状態です。
洗車することで、撥水状態に戻りましたね。「桁違いの撥水能力」かどうか?はわかりませんが、しっかり撥水性は維持していました。(このくらいの撥水性があれば、個人的にはOKです。)
続いては、洗車したボディーをしっかり拭き上げて、ボディー表面のツヤの状態などを確認していきます。
写真が吹き上げ後の状態です。
まあ、全体的にはピカピカですが、2時間後の状態よりも良くなったということはないですね。むしろ、1か月洗車しなかったことで、その分汚れてしまったような気がします。
雨ジミについても、施工前より少し目立つ気がします。それが、元々あった雨ジミが目立つようになってしまったのか?1か月放置で新たな雨ジミがついてしまったのか?はわかりませんが、ちょっと残念な感じになっていることは間違いないですね。。。
また、元々あった小傷などは完全に以前より目立つようになってしまいました。(写真の矢印部に縦に長く入っているのが元々あったキズです。)
その原因が、Voodoo Ride SILQ や SPIRITクリーナーで目立たなくしていた効果がなくなっただけなのか?シラザン50の施工で目立つようになってしまったのか?それともその両方の相乗効果なのか?はわかりませんが、結果として、より目立つようになったのは間違いなさそうです。
以上、1か月放置した結果としては、「撥水性は洗車で復活した」「防汚性はそれほど高くない。むしろ、雨ジミが付きやすい。」「外観のツヤはそれほど悪くない。むしろ、小傷などが目立ちやすくなった。」という感じですね。
7.日本ライティング製 シラザン50 の評価
以上の結果から、日本ライティング製のガラスコーティング剤 シラザン50を施工し、1か月放置した状態での評価をまとめます。
項目 | 結果 |
---|---|
施工性 | ◎ |
撥水性 | 〇 |
防汚性 | △ |
艶感 | 〇 |
耐久性 | 不明 |
まず、施工性は抜群に良いです。ムラは発生しないと言っていいです。ただし、硬化促進剤を添加した分だけ溶剤が薄くなっているはずなので、その分だけ元々の溶剤を濃くするなどの対応が必要だったのではないかと思います。(ムラが出ないほど薄塗りになった可能性があるような。)
性能的には、撥水性と艶感はそこそこといった感じ。防汚性に関しては、製品の優れた点としてアピールするほどではないと思いました。
耐久性についてはこれからの確認になります。
また、それ以外で気になった点が3点ほどありますので、その辺をまとめていきます。
まず1点目は、シラザン50を施工することで、表面の状態がクリアになり、元々あった小傷などの小さな不具合がより目立つようになるということです。メーカーさんはHPの”Q&A”で「バフ掛けしなくても綺麗に仕上がります」とおっしゃっていますが、やはりガラスコーティング本来の性能を発揮させるには、下地処理をしっかり実施することが最重要ポイントになることを強く実感しました。(どのガラスコーティング剤にも共通して言えることですね。)
2点目は「完全硬化までの1か月間は”優しく水洗い”」ということだったので、1か月はなるべく触れることがないよう放置しましたが、シラザン50は撥水性なので、大きな水滴が雨ジミが発生させやすいコーティングになります。私の場合、完全硬化までの1か月で新たな雨ジミが発生したような気がしますので、その1か月もこまめに水洗いして、きれいな状態をキープしてあげた方が良いです。(私はこの点をかなり後悔しています。)
3点目は、コーティング剤の量と価格のバランスです。今回の私の施工では、ボディー1回分の施工で全体量の1/3程度しか使用しませんでした。硬化促進剤を混ぜた影響もあるかもしれませんが、その結果だけを見れば、コーティング剤の容量は1/3で十分ということになり、結果、購入価格も1/3(に近い額)に抑えられたということになります。もし、まとめて購入させたいのであれば、溶剤をあらかじめ小分けしておけば、複数回、複数台の使用が可能となりますし、その辺りは非常に残念に感じましたね。
以上の気になった点を簡潔にまとめると下記のとおりです。
- 下地処理を完璧に実施することが重要
- 完全硬化までの1か月は綺麗な状態を維持すべき
- 撥水コーティングは雨ジミが発生しやすい仕様なので注意
- ボディーのみを施工する場合は「Mサイズ」で十分
8.日本ライティング製 シラザン50 施工後の追加処置
以上の結果を踏まえて、施工後にはVoodoo Ride SILQで細かい傷を隠す施工を施し、新たに出来たであろう雨ジミを除去しました。結果、シラザン50の撥水性は失われ、Voodoo Ride SILQの疎水性が有効になってしまいましたが、雨ジミの件を考慮すると、その対応で正解でしょう。
また、雨ジミをこれ以上増やしたくはないので”傷つき防止効果”のあるVoodooRide SEALANTを施工して、車カバー(COVERRITE)を装着する生活に戻しました。やはり、無塗装樹脂部品のUV劣化を防止する意味でも、車カバーはとても有効な対策になると思います。(車カバーについては過去記事【車-カーケア】高品質な車カバー カバーライトの使用感は?にて使用感などを記事にしていますので、ご参考にしてみてください。)
そして、ボディーに2回塗りしても余ってしまったシラザン50は、家中の窓ガラス(の外側)に施工しました。かなり贅沢な施工になりましたが、それでもまだ余っています。(笑)
最後に。このシラザン50はガラスコーティング剤としてはとても良いものなのだと思いますが、バフ掛けなどでの完璧が下地処理ができない私のようなDIYerには、十分な効果を発揮し難いコーティング剤なのだと思いました。今回は、「コンパウンドで薄くなったクリア塗装をシラザン50で補完した」と割り切って、通常の管理体制に戻ります。(何事もお勉強ですね。)