【情報】おすすめのクラフトビール IPA-その特徴や味、種類は?

苦みが強くホップが効いたおすすめのクラフトビールIPAの特徴や味

最近、店頭で販売されているクラフトビールの中には「IPA」と表示されているものを多く見かけます。苦みが強くてホップが効いている「IPA」とはどんなビールなのでしょうか?そんな疑問を解決すべく、その特徴や味、種類などまとめてみました。また、近所のディスカウントストア(ジェーソン)でGoose Island(グースアイランド)社のIPAがお安く販売されていたので試しに購入してみましたが…次に見つけた時には買い占めます。(笑) かなりお安く販売されていましたので是非ご参考にしてみてください。

1.「IPA」と呼ばれるビールとは?

最近はクラフトビールのラインナップが増えたがおすすめはIPA

最近では、店頭でいろいろな種類のビールが販売されており、複数のクラフトビールを置いているスーパーも増えました。お値段はちょっとお高いものから、普通のビールと変わらないものまで、色々ありますが、その中で前からちょっと気になっていたビールがあります。それが「IPA」と呼ばれるビールです。

購入して飲んでみたところ、かなり強めの苦みがあるビールでした。味がしっかりとしたビールが好みの私にはピッタリ!とても美味しいと感じられるビールでした。

「IPA」は、India Pale Ale(インディア・ペール・エール)の略称で、その頭文字を取って「アイ・ピー・エー」と読みます。元の名前にあるとおり「ペールエール」に分類されるビールになります。

使用するビール酵母や、醸造方法によるビールのバリエーションについては、過去記事【情報】発酵ビール酵母・醸造方法の違いによるビールの種類 でまとめていますので、詳しくはそちらをご参考していただければと思いますが、上面発酵のエール酵母が使用されている「エールビール」です。

2.「IPA」ビールの特徴や味は?

「IPA」は、基本的にイギリス産のホップを使用したビールで、苦みが強いのが特徴です。

おすすめのクラフトビールIPAはホップがふんだんに使用され苦みが強い

国際的な苦味の基準の「IBU」(International Bitterness Units)を使用して数値にすると、日本国内の大手メーカーのビールはIBUが16~25程度(スーパードライ:IBU16/エビス:IBU25)ですが、「IPA」のIBUは50を超えるものが多いです。

苦みが強いビールとか、スーパードライでは味が感じられなくなってしまった私が求めていたビールそのものです!

また、「IPA」はホップ感が強いことも特徴です。一般的なペールエールと比べても、使われるホップの量が多く、強い苦みとともに濃厚なホップの香りが楽しめます。

更に、アルコール度数もやや高めで飲みごたえもあり、マイナスとなるポイントが見当たらない素晴らしいビールです。(言い過ぎかな?笑)

3.「IPA」ビールのルーツや種類は?

おすすめのクラフトビールIPAにはイギリス産のホップが使われておりイギリスが発祥のビールです

「IPA」はイギリス産のホップを使用していることからわかる通り、イギリスで生まれたビールです。

その発祥については諸説あるようですが、イギリスの植民地となっていたインドにペールエールを運ぶ際に、防腐効果が向上するようホップを大量に投入し、アルコール度数を高めたのが「IPA」だという説が有力なのだそうです。

その種類は様々なものがありますが、主な種類は下記のとおりです。(ちなみに、私は定番のIPA以外は飲んだことがありません。いずれはすべてのIPAを制覇したいですね。)

3.1 IPA

まずは、定番のIPAです。前述のとおりイギリス産のホップを使用しており、アルコール度数は5.0%~7.5%程度と高めのビールになります。見た目はビールらしい黄金色から、濃いオレンジくらいの色合いになります。

3.2 Imperial (インペリアル)IPA

おすすめのクラフトビールIPAには様々な種類が存在する

定番のIPAよりもさらにホップ感が強いと言われているIPAです。アルコール度数は7.5%~10%と定番のIPAよりも更に高く、味も香りもより鮮明なビールとのこと。見た目の色も濃く、琥珀色からキャラメル色なのが特徴です。これはいつか是非飲んでみたいビールですね。

3.3 WHITE(ホワイト) IPA

ベルギーのエールビール”ベルジャンホワイト”と混ぜて仕上げられてたIPAです。飲み口はフルーティーで飲みやすく、スッキリした味わいが楽しめるようです。

3.4 BLACK (ブラック)IPA

黒ビールとIPAを混ぜた黒い見た目のIPAです。深煎りしたモルトを使用していることで非常に香ばしく、定番のIPAと比較してもかなり苦みが強く仕上がっているようです。こちらも是非一度飲んでみたいビールですね。

3.5 American(アメリカン)IPA

おすすめのクラフトビールIPAの中でもアメリカンIPAにはアメリカ産のホップが使用されている

IPAはイギリス産のホップを使用するものがほとんどですが、American IPAはアメリカのホップを使用して作られています。IPAはホップ感が強調されるビールなので、ホップを変えることで、かなり仕上がりが変わるみたいです。(定番のIPAと飲み比べてみたいですね)

3.6 BELGIAN (ベルジャン)IPA

独特の味わいを持つベルギービールに使用される酵母を使ったIPAです。ホップの香りよりもビールの甘みを強く感じられるIPAになるようです。

3.7 Session (セッション)IPA

定番のIPAと比較してアルコール度数が低いIPAです。IPAの苦みやホップ感を残して、アルコール度数を3.5%~5%程度に抑えた、かなり飲みやすいIPAになります。

4.近所でお得に購入できたおススメIPA

「クラフトビールの中でも、IPAは苦みが効いていてかなり好みのビールだなぁ」と思い始めていたその時に、近所のディスカウントストア(ジェーソン)でお安く販売されていたのが、下記のIPAです。

近所のジェーソンでGoose Island(グースアイランド)社のIPAが激安で販売されていた

シカゴを代表するクラフトビールブルワリー、Goose Island(グースアイランド)社のIPAです。そのIPAがなんと!うろ覚えのお値段ですが、1本139円程度で販売されていました。

取り急ぎ、6本ほど購入して、帰宅して早速飲んで見たところ…しっかりとした苦みがあってホップもしっかり効いていて、とても139円で購入できるビールではない美味しさでした。(ちゃんとしっかりIPAでした!)

在庫も大量にあったので、後日、再度購入すべくお店に行ったのですが…残念ながら既に完売。。。もっとたくさん買っておけばよかったと強く後悔したビールとなりました。

改めて調べたところ、Goose Island(グースアイランド)社は、世界で初めてワイン樽でビールを熟成させたという、シカゴを代表するクラフトビールブルワリーなんだそうです。クラフトビールなんて言葉がなかった1988年のシカゴで産声を上げ、今ではアメリカ中西部最大のクラフトビール醸造所になっているんだとか。

近所のジェーソンで激安販売されていたGoose Island(グースアイランド)社のIPAは中国産

ただ、瓶の表示を見ると、原産国が中国と記載されています。私が買いに行ったときも、在庫がたんまりあって、他の人が買っている様子がなかったことから推測すると、この原産国表示が消費者の購買意欲にブレーキをかけていた可能性がかなり高いですね。(残念ながら、中国産ビールって言われたら美味しいイメージはないですからね。)

ただ、私のように半信半疑で購入したビール好きが、帰宅して飲んで「これは美味い!」となり、買い占めてしまったんでしょう。(かなりの妄想がはいってますが:笑)

いずれにしても、次に同じ価格で販売されていたら、私は即購入します。次の販売があるかはわかりませんが、期待して入荷を待ちたいと思います。(そう思っている人が近所にたくさんいそう?ですけど…)

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